こんにちは、大阪の不動産屋の者です。
部屋探しをしていて、部屋の設備のサイズが気になることはありませんか?
測っておけばよかった、、なんてなるのはよくある事です。この記事では内覧時に測っておいた方がよいと思われる場所をいくつかご紹介します。
内覧時の採寸ポイント
実は、ほとんどのマンションや一軒家では、一定の規格に基づいてサイズが決まっているものも少なくありません。
洗濯機置き場
洗濯機置き場は洗濯パンがある場合は基本的には60×60なので、ほとんどの洗濯機は入るという事になります。
この60×60サイズを超える洗濯機というのはなかなかありません。洗濯パンがない場合や、ベランダに置くタイプの部屋の場合はきちんと置けるかサイズを測りましょう。古いタイプのマンションだと洗濯機置き場が2層式しか無理。という事がありえます。
ドラム式洗濯機は要注意
近年増えてきているドラム式洗濯機は要注意です。最近生まれたという事は、これまでのマンションの規格ではないという事でもあるわけですね。
縦横のサイズもそうですが、特に、蛇口の高さや、右開き左開きのスペースがあるかあとは、ドラム式を選択置場まて運べるか?という事も重要になります。ドラム式洗濯機は前面にせり出しているものが多いのでそういった事も考慮しながらサイズを測らないといけません。
キッチンガスコンロ置場
ガスコンロ置場の規格はもれなく横幅60×奥行50です。これはコンロ二口置けるキッチンであればほぼ確実です。そして、市販のガスコンロはこの規格にあうようにサイズを作っています。
ガスコンロは現在3口コンロというものは存在しないみたいなので、普通にガスコンロを買えば、普通に入る。という事になります。
カーテンのサイズ
カーテンのサイズは一般的には2メートル、縦が180or200という事が多いです(ベランダの場合)。市販品もだいたいこの180か200の長さであります。ですが、一部のデザイナーズマンションだったり、規格にあってない高さがあったりすると、オーダーメイドでカーテンを仕立てないといけなくなります。個人的には多少床に足らずでも気にならない方ですが。。笑
無駄な出費を避けるという意味でもカーテンのサイズは、一応図っておくべきです。
出窓なども同様です。
冷蔵庫置場のサイズ
近年の間取りでは、一人暮らし用でも冷蔵庫のスペースをとることが増えました。
ファミリー物件では当たり前に冷蔵庫のスペースはありますが、最近の冷蔵庫はどちらかというと、巨大化している傾向があるようなので、十分な冷蔵のスペースがないと、入らない。。。という事になります。70-75センチくらいあればある程度の大きさのものは入ると思いますが、測っておきましょう。
エアコンの設置、室外機置場があるか
これは意外と見落としがちですが、ファミリー物件でよくある、エアコンがつけられない部屋。というのがあったりします。電源的な事なのか室外機的な事なのかはわかりませんが、よくあるこういった間取りで玄関側の部屋はエアコンがつけれない。という事があります。
親切な不動産営業は言ってくれますが、知らずに契約をしてしまうと困った事になります。
ベットのサイズも確認しておこう
特殊なベットでなければ、サイズは決まっています。
長さは 2メートルです。
横幅が
セミシングル 80センチ
シングル 100センチ
セミダブル 120センチ
ダブル 140センチ
クイーン 160センチ
キング 180センチ
という事が多いようです。寝室で少し測ってみるだけで配置のイメージが出来ます。
家具家電の搬入ができるか?
これは最終的なものですが、すべての家具家電が搬入できるルートがあるか?です。
上記にも上げたように、冷蔵庫や、ベットは、部屋には置けるサイズだけど、玄関からの搬入は出来ないという事はありえます。
玄関などの片開の扉のサイズも70-75センチとなっていることが多い為、物理的に入らなかった。、。という事になります。最終手段として扉を外して搬入することもありますが、それでも不可の場合は諦めざるおえません。
大型の家具家電の搬入ルートをしっかり確認しておきましょう。
まとめ
住めば都と言われるように、引っ越しすれば、それなりに荷物の整理もつくのですが、出来るだけ損なく引っ越ししたいですよね。その為に事前に室内を図るという事は大事な作業の一つなのです。
測り忘れたなどの事があれば、基本的には採寸をする時間を取ってくれたりする場合が多いので一度不動産屋にも相談してみましょう。
ちなみに、、内覧を何件かする場合は、、決めそうな物件だけ採寸をしましょう。。時間の無駄なので。笑