豆知識

部屋探しの注意!住んでみて分かる気を付けてほしいポイント

こんにちは、大阪の不動産営業です。

今回の記事では実際の体験談をもとに部屋探しをするときに気を付けたいポイント。というのをご紹介します。

皆様のレビューを元に回答する形で進めてまいりたいと思います。

部屋探しの注意!こんな失敗に気を付けて

広さは大丈夫?大事な所は確認しよう

なぜその物件を選んだのか

治安がよかったのと最寄り駅から近い方がよかったので徒歩5分と近かったからと家賃相場より一万円程安かったからと絶対にお風呂とトイレが別がよかったので探したのですがなかなかなく選んだ物件は別だったからです。

住んで分かった、その物件の悪い所

家賃が安い分部屋がせまかったことです。やはり一万円程安いのには訳がありました。またクローゼットもせまく引っ越した当初は物が少なかったので別にせまくてもいいかなと思ったのですが物も増えてきますし、何年か住んでみるとクローゼットは広い方がいいと思いました。また自炊をよくするように心がけていたのですがコンロが一口しかなく料理をするのが同時にできなかったのが不便でした。二口あった方がよかったなぁと思います。

生活のイメージをすることは大切ですね、住めば都ですが、将来的な計画も大切にしたいですね。

建物構造を全て信用してはいけない?

なぜその物件を選んだのか

家賃が予算にピッタリで駅から近く、周辺には商業施設が多いこともあり、立地条件が気に入り今の物件を選びました。また、外観から見ても丈夫そうで、不動産屋さんから部屋ごとの壁が厚いと聞いたので、騒音面も理想的だなと思いました。

住んで分かった、その物件の悪い所

部屋同士の壁は厚いものの、建築から30年経過していることもあり、床の振動が凄い状態です。例えば、隣の住人が歩くだけで自分の部屋が揺れるなど、予想していなかった事態が起きています。また、両サイドの部屋のサッシが歪んでいる影響で、開閉音が異常にうるさくて、サッシの音で毎日目が覚めます。私の部屋のサッシも、音がうるさいのでゆっくり開閉しますが、周りは普通にやるのでストレスを感じています。物件を下見する時は、サッシの開閉も確認するべきだったと反省しています。

不動産屋の構造に関する返答は適当な事が多いです。鉄骨造やRCなどの区分はわかりますが、それ以上の説明は不動産屋ではできない人も多いです。即ち適当に回答しているという事になります。サッシの開閉など、入居前に手直しをしてもらえそうな所はあらかじめ相談しておきましょう。

古い物件はいろいろトラブルもあるので覚悟のうえで

なぜその物件を選んだのか

当時は横浜に住んでいたのですが、都内の会社に転職が決まったため引っ越すことになりました。
会社から補助がでる条件(会社から近い物件、家賃上限金額は〇万円等)を満たすことができる物件ということで、築年数は古かったのですが、会社から近くの物件を選びました。

住んで分かった、その物件の悪い所

築年数が古いことは仕方がないと思っていましたが、想像していなかったことが次から次へと出てきました。
まず、匂いについてです。RC造りのマンションでしたが、部屋に染み付いている何とも言えない匂いが漂い、空気清浄機を2台購入することになりました。
次に、音についてです。比較的交通量の多い道路沿いの物件でしたが、5階部分ということもあり大丈夫と思っていた車の騒音が、非常にうるさかったです。築年数が古い為、建付けが悪く音が駄々洩れ状態でした。
また、上階からの足音がかなり響くことが気になりました。生活のリズムが違う方が住んでいたのか、日中は静かですが、夜中から行動するのか夜中の音が非常にうるさかったです。
最後に虫についてです。ゴキブリは当然として、小さな虫が大量発生したり、畳の部屋からはダニが出て体中が痒くなったりと散々な目に遭いました。
結局、半年もせずに引っ越すことになりました。

築が古いという事は、それに伴う弊害も出てきます。これはどうゆう管理をしてきているか?という事もかかわってきますので、マンション全体の雰囲気を見ることはとても大事になってきます。

入居者の質はわからない物です、、。

なぜその物件を選んだのか

築年数は経っていましたが外観が非常に綺麗で重厚そうだったので、建物の壁や床も防音などしっかりしていると思いこのマンションに決めました。
またファミリー向けと不動産の方もおっしゃっていたので、同じ年代の方が多く安心して住めると思っていました。

住んで分かった、その物件の悪い所

まず壁が薄いのか隣の住人の足音や声がかなり漏れてきます。また上の階の子供が走ると壁が揺れるのか食器類がカチャカチャ鳴って困ります。
更に実際住んでみると隣人はファミリーだけでなく、外人の方や夫婦だけなど色々な方が住んでいました。
隣の家の夫婦は趣味で太鼓を叩く様で、夜中や早朝にトントンうるさくて大家さんに苦情を言った位です。
マナーの悪い方も多くゴミ置場には不法投棄されたベビーカーやテーブル、生ゴミなどが散乱して最悪でした。

入居者の情報については、自社が所有や管理している物件出ないと、不動産屋は把握していません。ほとんどの不動産屋は仲介という立場になるのでそれを踏まえたうえで物件の選定をすることが大切です。

不動産屋の騒音アドバイス程あてにならないことはない

なぜその物件を選んだのか

家族や自分の資金と相談して良い具合の物件だったので選びました。その時は部屋が綺麗で防音処理もしてあるという話でした。
また私は周囲の音が気になる性格だったので、そういう騒音対策のある部屋が欲しいので選びました。

住んで分かった、その物件の悪い所

実際に住んでみると確かに中身は綺麗な状態でした。しかし周囲の物音が聞こえるという点では、不動産会社の話が間違っていると思いました。例えば近所の犬や猫の鳴き声が部屋の中に響くことがありました。
部屋のサイズは実家暮らしの時よりは大きかったと思います。しかし何かの物を置く時にスペースの確保で迷いました。つまり家具やインテリアを置く場所が定まらなかったのです。
私はこの物件で防音処理も完全ではないと思いました。今後は不動産会社の話よりも自分のイメージを頼りたいです。

防音がしっかりしているという不動産屋のトークは気を付けましょう。断面図をみない限りはそんな断定はできないハズなのです。構造上、鉄筋コンクリートなので鉄骨よりはマシですよ。くらいの説明をする不動産屋の方がまだ信用できます。

間取りの確認をきちんとしよう

なぜその物件を選んだのか

私はもう25年ぐらい、今の賃貸に住んでいます。白で統一された、日当たりの良いワンルームで気に入っています。この物件を選んだ理由は、当時勤めることになっていた高校から、とても近かったからです。職場までは自転車で5分。雨が降っても、歩いて行けました。とても便利でした。

住んで分かった、その物件の悪い所

若い頃は気が付かなかったのですが、最近思うことは、収納スペースが全くないことが大変だと思っています。本当に全く無いのです。一応、自分で棚やスペースを作ったり、ソファーの下の空間を利用して、物を収納していますが、ちょっと目を離すと、すぐに部屋は一杯になります。もう一つは、ユニットのトイレ、シャワーが狭い部屋に中にあることです。ここは、廊下がないので、部屋の一角にトイレがあるので、清潔感が無いように感じます。

不動産屋はマイナス面をわざわざ言ってくれなかったりします。収納の有無、冷蔵庫置場の場所、洗濯機置き場の場所。など他の条件に気を取られ、すっかり見てなかった。という事はよくあります。

すぐ売れちゃいますよのトークに要注意

なぜその物件を選んだのか

部屋全体が白を基調にしていて、清潔感があり綺麗なイメージでした。普通のワンルームくらいの値段なのに6畳の和室と4畳のキッチンがあり、収納も2間の押し入れつき。広さも物件を選んだ理由でした。不動産屋さんが「ここはキャンセルが出たばかりで、またすぐ売れちゃいますよ」という営業トークにもつられてしまいました。

住んで分かった、その物件の悪い所

いま思うと築年数が2、3年しかたっていなかったので、新築同様に見えたのは当然だったかもしれません。見た目だけで分からなかったのは、壁と天井の薄さです。上階の人の足音が、多分歩いているだけと思われるのですが、ドンドンと鈍い音で毎日聞こえてきます。隣の部屋の人が電話で話していると、こちらが静かにしていれば会話内容まで聞こえてくるほどでした。つまり、こちらの生活音も周りに聞こえていたり迷惑をかけたりする可能性が大きく、音をたてるのに気を使って生活しなければなりませんでした。お金に余裕もなかったので住み替えることなく、仕事で引越しが必要になるまで住み続けていました。

不動産屋の定番トークは「今決めないとすぐ決まっちゃいますよ」確かに、そうなのですが、迷っているなら迷っているなりの検討方法を提案してくれる不動産が良い不動産だといえます。

ネット無料物件は、速度に注意

なぜその物件を選んだのか

新築で最寄り駅まで近く、また近所に商業施設が充実している所を探していたところ、
条件を満たし、さらに近所の同価格帯の物件としては珍しくインターネットの無料接続サービスが付帯していた為、
月々のインターネット代を節約できると考え、この物件を選びました。

住んで分かった、その物件の悪い所

期待していたインターネットの無料接続サービスですがインターネットには繋がるものの速度が遅く、
動画サイトはもちろん、通常のサイトを閲覧するのもストレスがあるレベルでした。
確認してみると100M/bpsの帯域を住居者全員で共有する形となっており、
新築物件だった為、徐々に住居者が増え、それに比例して速度が遅くなっていきました。
その為、結局WiMAXを別途契約した為、インターネットの無料接続サービスが付帯しているメリットがなくなりました。

ネット無料のマンションは1回線を全員でシェアしている事がほとんどです。なので、ヘビーユーザーがいると一気に遅くなったりするので要注意です。近年はゲーマーなどからはネット無料のマンションは敬遠されています。

設備の説明義務はどこまで?

なぜその物件を選んだのか

この物件を選んだのは、家賃がとても安かったからです。かなり広々としていて、和室も付いていて、問題なく住めるのに、6万円程度の金額でした。
また、一階だったので、便利に住めるかなと思いました。駅からも歩いて10分だったからです。

住んで分かった、その物件の悪い所

住んでみてわかったのは、この物件はとても古く、ブレーカーがすぐ落ちてしまうことです。築年数は見れましたが、すぐにブレーカーが落ちてしまうことは、実際に住んで見るまで分かりませんでした。電子レンジとお湯を沸かせばすぐに停電をしてしまい、本当に不便でした。二度とこういった賃貸には住みたくないと思いました。最初に不動産屋に説明をしてもらえなかったので、生活上に不便に思われることなんかは最初に教えてもらいたかったです。

不動産屋は契約時に重要事項説明書というものを交付し説明をします。ですが、この説明項目も設備に関していえば、ほんの一部になります。なるばくご自身で確認をし不具合が起こりにくい契約をしましょう

便利のいい場所は総じてうるさい

なぜその物件を選んだのか

駅前の物件で通勤に便利だったからです。
また、築年数も3年で私達が住む前には単身赴任の方が1人で住んでいたと聞いたからです。子供が住んでいたら内装に汚れや傷も多そうですが、単身赴任の方でしたら部屋にいる時間も少なそうで汚れもあまりないと考えました。

住んで分かった、その物件の悪い所

駅前物件ということで、電車の騒音が酷かったです。また、サラリーマンの通りが多く朝早くから人の足音が聞こえました。また、深夜は酔っ払いの叫び声が聞こえたこともあります。「駅近くを望んでいましたが近すぎた」と後悔しています。
駅前で人の目につきやすい場所に建っているアパートですので、宗教の勧誘が非常に多かったです。日中の訪問客らほとんどが宗教の勧誘でした。
興味がないと断っても人を替えて諦めずに勧誘に来られました。

便利を求めるという事はそれなりに人が集まるという事でうるさい事の方が多いという事を頭に入れておかなければなりません。内覧時がたまたま静かなタイミングだったという事はありえます。

皆さん、それぞれ色々なトラブルに見舞われているようですね。こういった後悔をなくするのは紛れもなくご自分の判断なのです。不動産屋任せにせず、なるべくご自身でも確認できるところは確認していく。。。というくらいの方がいいかと思います。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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