豆知識

連休中に不動産屋でお部屋探すのはNG?曜日的なおすすめは?

ゴールデンウィークやお盆、年末年始など、年間を通して連休というものがいくつかありますね。週末休みのお仕事をされている方は、こういったタイミングで不動産屋にいって部屋探しをしたりすることもあると思います。

今回は、連休中の部屋探しについて、不動産屋の見解を記事にしたいと思います。

不動産屋も連休中は忙しい?

まずは、前提として、不動産屋は週末、休日、祝日は忙しい傾向にあります。ここでいう不動産屋は接客をメインとした、売買や賃貸を事業として主にしている不動産屋です。

平日もお客さんはいますが、週末などは、平日の倍近くバタバタしている事が多いと思います。

こういったことを考えていくと
「週末はゆっくり探せて貰えそうにないな」とか
「適当にあしらわれて終わりそうだな」とか

考えてしまいそうな気もしますが、それ以外に、連休中は不動産がNGな理由があるんです。

連休中は不動産屋が機能しにくい?

そうなんです、答えを書いてしまうと、お休みなどは不動産屋が機能しにくいという一面があります。

不動産屋同士は空室情報を共有している事が多いのは周知のとおりなのですが、管理をメインとしている不動産屋は土日に休みとしてる事が多い訳です。こういった管理会社などは空室の確認が取れない為、自然と紹介されないという事になってきます。

個人の家主さん→割と連絡がつくつかないが不安定

法人の家主さん→土日はほぼ休み

賃貸屋さん→連絡はつきやすい。水曜日休みが多い

管理会社→土日休みの所が多い、水曜日休みの所もある

大手不動産屋→火、水を定休としている所が多い

営業マン的な心理では基本的には今日中に申込までもっていきたいわけなので、連絡がついて条件等を詰めれる方が安心して営業できる訳です。

「今日は連絡がつかないので、後日で、、。」となるのは一番嫌なパターンな訳ですね。

そういう物件は最初から紹介しないでおこう、、。となる訳ですね。

鍵を預けている所が休みになっている事も

マンションや戸建ての案内では、近隣の業者に鍵を預けている事も多いです。なので、紹介案内をする場合は、そこの不動産屋などに鍵を取りにいってから、マンション等にむかうことになります。

ここでも、問題なのが、鍵を預かっている業者が休み。というケースです。

そういった物件も、「希望の物件かもしれないのに、見れなかった。」となると、じゃ、後日また、、。となってしまう為、最初から紹介しない。となることになります。

不動産屋に行くのに適した曜日時期

上記の事を考えると、不動産屋にいくのに適した曜日というのが分かってきます。

いつでも、全ての業者に連絡が付きやすい曜日。という事です。

月、木、金。この3つになる訳ですね。

そして、連休や祝日はなるべく避けるようにするのがベターです。

どうしても連休中に部屋探しをしたい場合は?

ただ、休みの都合で、平日に不動産屋に行くのは無理だーーっていう人はいると思います。

そういった、方は予め予約を取ることをお勧めします。かつ、予約時には条件を伝えておいて、メール等でやりとりをし物件を選定して貰っておく。という所までいくと、曜日によるデメリットは解消しやすい訳です。

あらかじめ、物件の選定までしておくことで、紹介漏れをなくし鍵の事前準備が可能になります。

フラッと不動産屋に入るのはデメリットしかない?

フラッと不動産屋に入って、、というのは、一番やりがちな探し方ですが、今の不動産屋の部屋の探し方からすると、お客さんにはデメリットしかありません。

探している時間が無駄

探している時間はお客さんにとっては完全に無駄な時間です、不動産屋側からすると頑張ってますアピールできる時間でもありますが。

すべての物件や地域を探し切れていない可能性

いくつか、物件を選定することになりますが、最初に出した物件のリアクションがよかったりするとそれ以上は探さずに、その物件でゴリゴリ押される事もあります。探すのがめんどくさいのでそれで決めちゃおうという事です。

接客に時間を取れない可能性

予約を取らずにフラッと入ってしまうと、既に予約されているお客さんを優先される為に、待たされたり、適当にあしらわれて終わり。という事も考えられます。この辺は美容室の予約の感覚と一緒かもしれませんね。笑

大型連休が部屋探しにNGな理由

上記は週末などの連休について書きましたが、年に数回ある、大型連休の場合はどうでしょうか?

大型連休の部屋探しもNGだと思っておいた方がいいと思います。

GW、お盆、年末年始は部屋探し出来ない?

昨今の不動産の部屋探し事情を書きますと「レインズ」という不動産の部屋探し情報共有システムを使っています。ネットですね。このシステムがないと、、まったく営業出来ない、なんていう事はありえます。

このレインズのメンテナンスというのが連休中に入ります。

お盆→ 8/14~17日

年末年始お正月 12/28~1/5日までの間です。

この期間はもう不動産屋も休めよ。的な期間なので、ほとんどの不動産屋が休んでいますし、物件の紹介も難しくなります。

もう少し細かく言うと、システムメンテナンス明けも物件の揃い方があまりよくない気がするので1週間くらいは余裕をみて探し始めるのがベターかとお思いますね。

ちなみにゴールデンウィークはシステムこそ休みでないにせよ、単純に休みの不動産屋が多いと思いますので、部屋探しには向いているといえません。

まとめ

不動産屋は今の紹介できる中から物件を選んで貰えるように営業してきます。出来れば、今日中に申込までもっていきたいからです。あえてお客さんに対して「今日紹介出来ない物件があるんですけど、、。」なんていう不動産屋は滅多にいません。

逆を言えば、「今日は無理なんですけど、、、。」っていう感じで物件を提案してくる不動産屋は良心的と言えるかもしれませんね。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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