マンションでも戸建てでも家を買う時に最初に気になるのが、自分の年収でいくらまでの住宅ローンが組めるのか?という所ですよね。
多くの場合は35年のいわゆるフルローンと言われる限度までのローンを組む場合が多いと思いますが、年収別でザックリ計算をしてみました。
住宅ローンは返済比率が絶対!?
住宅ローンを組む場合において返済比率という言葉を聞いたことがある人が多いと思います。この返済比率は各銀行や審査機関によって違いはあると言えますが概ね下記のような数字になっていることが多いようです。
年収が400万未満・・・ 30%以下
年収が400万以上・・・ 35%以下
最初はなんのこっちゃ、という数字ですが、非常に重要な数字です。上の二つから見ても分かる通り年収が399万の人と400万の人では返済比率が変わります。
返済比率
返済比率とは年収における住宅ローンに充てられる費用の事です。
400万で実際に計算してみると 400万の内35%(140万)は住宅ローンを組んでも構いまへん。という事になります。毎月の支払額でいうと140万を12カ月で割る事になるので11万6666円が限度として組めるという事に計算上はなります。
この返済比率は住宅ローンの最初の土台の部分と言っても過言ではないので、ここの数字が合わないとそもそも審査に上がらないというケースがあります。
年収別の返済比率に基づいた毎月の支払額
返済比率の分岐点である 400万では116.667円となっている事に対して 399万になった場合は99.750円と一気に返済の負担が少なくなってしまう事になります。