では、実際一人暮らしをしていて自炊はどれくらい出来るのでしょうか?
自炊はみんなやってない?理想と現実
不動産営業として、部屋探しをしていると「キッチンが広い方がいい」という希望は多く聞きます。特に都会はミニキッチンを採用している所が多くミニキッチン=料理をしない。という事になってくるからです。
上記のようなキッチンはまだまだ、多く家賃も手ごろな為に部屋探しを始めると、「このキッチンか~切る所ないやんけ~」ってなるんですよね。しかもこういったミニキッチンを採用している間取りはミニ冷蔵庫を下に入るようにしているので別で冷蔵庫を置けるスペースを作っていません。
お湯を沸かす程度の作業しかできない、、それがミニキッチンです。
2口コンロを探す難しさ
1人暮らしの部屋を探すと、2口コンロの部屋を探す事が意外と難しい事が分かります。
間取りにも流行があり、2口コンロを採用している単身者用の間取りは昭和時代のガスコンロを置くタイプの古い物かここ5-10年くらいに建てられたシステムキッチンを採用している、この2パターンのどちらかになる事が多いわけです。(大阪特有かもしれませんが。)
なので、2口コンロが絶対!という希望があると、古い物を探すか新しい物を探すか、、のどちらかになりがちです。
せっかくのキッチンでも料理しないケース
僕が今まで仲介をしてきた中では、2年後3年後にもう一度同じ方の部屋探しをさせていただくケースがあります。新社会人の方で、2-3年務めて給料も増えたので広い部屋に引っ越したい!という方とかですね。
新社会人の時は夢も希望もいっぱいなので「2口ガスコンロ!」「料理するつもりなので2口ガスコンロ」という方は非常に多いです。ですが次の引っ越しの時に半分以上の方は、、
「仕事が忙しすぎて料理なんて全然しなかった。」となっているケースがあります。
それが分かっただけでもいいのですが、仕事をしながら、かえってご飯を作って、、というのを毎日繰り返すというのはよっぽど好きでないと続かないという事が分かります。
一人暮らしの自炊は食費が高くつく?
実は僕自身もこう見えて、少し料理をしたりする人間なのですが、自炊の方が高くつくタイプです。
牛丼300円、ワンコインランチ、うどん300円、インスタント100円という時代です。
毎日毎日、食材の余りを計算して、自炊できる人は別なのかもしれませんが、たまの2-3日に一回くらいご飯を作るレベルだと食材を腐らせてしまい無駄になってしまいます。
そして一食を300円以内で作ろうと思うと結構手間をかけたり、計算をしたりしないといけないのでめんどくさくなってくるんですよね。ならもう外食でいいじゃんとなってしまいます。
1人で自炊をしない人の体験談
なぜ、自炊をしなかったのですか?20代 男
もともとは自炊をするつもりでしたが、1週間ほど自炊した後、自炊をしなくなりました。理由としては献立のレパートリーの無さです。簡単に作れるものとなるとレパートリーも限られ、同じものが続くと味に飽き、作るのが面倒になりました。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
まず、自炊に比べ、食費がかかります。自炊であればこだわらなければ1食500円に以内にはほとんど収まりますが、自炊で無ければそれ以上はかかり、それが毎日なので食費がかかりました。しかし、自炊に比べ食べるものの種類が多く飽きることなく食事を楽しむことができています。また、自炊にかけていた食材を買う時間、調理をする時間、洗い物をする時間を省くことができ、さらに台所が汚れないため、掃除の手間が大幅に減りました。自分の場合は自炊をしなくなり良かったと思います。
なぜ、自炊をしなかったのですか?20代 女
仕事が忙しく、自炊をする時間がなかったからです。帰宅はいつも深夜でした。また、キッチンが狭く、調理するのが億劫になったからです。材料を切るスペースもあまりありませんでした。それゆえ、1人分作る時間がもったいなく感じたからです。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
あまり不便はありませんでした。急な食事のお誘いも問題ないですし、食材を腐らしてしまうこともありませんでした。料理に時間を取られないので、その時間を趣味に回すことができました。しかし、食費にかなりお金がかかります。後はどうしても野菜不足になりがちでした。また、体調が悪いときに冷蔵庫に何もなく、困ってしまったこともあります。そういったときは自炊をしておけば定期的に買い物にも行っただろうに…と思いました。
なぜ、自炊をしなかったのですか?30代 女
自炊するつもりの一人暮らしでしたが、毎日残業で、疲れ切って帰宅するので当然夜ご飯を作る体力も気力も残っていませんでした。帰宅したら深夜近く、寝て起きたら出勤時間ギリギリとなり、三食とも作る時間も余裕もありませんでした。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
自炊出来ない結果、自宅近くのスーパーを利用していたのですが、立ち寄るのが夜遅くという事もあり見切りシールのオンパレード。自炊よりはるかに安く済みました。作らなくても意外と困らず、しかもスーパーなので魚、肉、野菜とメイン惣菜やお弁当を色々選べましたので、心配だった栄養の偏りも気になりませんでした。もちろん飽きる心配もなく、お給料日には少々お高いお惣菜セットを購入したり、ケーキや和菓子を買ったりと、仕事のストレスが美味しいもので軽減出来たりと自炊しないことで寧ろ良い結果となりました。
なぜ、自炊をしなかったのですか?30代 男
人並みに料理は作れましたが、転勤先次第です。昼間は某大手ショッピングモールの社食ですませる(ここはあるショッピングセンターと内ところメニュー価格差が多い)か館内の喫茶店(館内での店長なりとの交流、他の店使っておけば向こうも金を店で落としてくれるので)
夕方はショッピングモール内で弁当やらご飯が半額、本来は規則違反らしいがたまに仲のいい店長が洋菓子の差し入れをくれたり、商業開発の人に食事に連れていってもらったりでショッピングモール内で完結するからです。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
会社の借り上げてくれた賃貸物件はIHだったのもありますが、IHはなかなか火加減が難しいのでうまく料理ができなかったりします。洗い物もしなくて済むので便利です。精米に虫がわいたりのストレスも湧かないです。利便性とコストを考えて自分の中の満足できる範疇なら別にしなくてもいいんではないかと思います。コンビニも弁当屋も飽和状態ですし、宅配サービスも凄く増えましたので不自由しなければそれでよいと思います。ぶっちゃけると虫が嫌いなので、自炊してコバエやらゴキブリとかと遭遇する比率があがるよりは自炊をしない生活の方が快適です。
なぜ、自炊をしなかったのですか?20代 男
自炊自体はそこまで嫌いなわけではないのですが、料理をした後の後片づけの手間や、材料を購入する手間を考えて、一人分の食事を料理する場合、てま手数料を考えたら買っても大して変わらないなと思い自炊しませんでした。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
少しお金はかかってしまいますが、それでも自分で料理して自分で後片付けをする手間がない分、その時間を勉強の時間にあてたり、趣味に使ったり、遊びに行ったりしたり、睡眠の時間に使うなど、かなり有効活用することが出来たので、自炊しないほうが自由度は高いのかなと思いました。また、自炊せずに食べに行ったほうがクオリティの高い食事をすることが出来るので、それもまた頑張る力になれてたのかなと思っています。一人暮らしの場合は、自炊はしなくてもやっていけると思います。
なぜ、自炊をしなかったのですか?30代 女
フルタイムで仕事をしていて、帰る時間が遅かった。近所のスーパーは閉店ギリギリの時間にしか行けず、痛んだ野菜や売れ残りの惣菜しかなくて、購買欲が沸かなかった。体力勝負の仕事だったので、自炊するより睡眠時間を確保したかった。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
若かったので何とかなっていた部分は多少ある。朝は会社の近くのコンビニで菓子パンを買って、職場の給湯室で食べていた。昼間は男性社員と大盛りの定食屋に行った。少食だったが、ゆっくり食べてもいられないので無理して食べた。夜は通勤の途中に100円回転寿司があったので、4皿だけ食べて帰っていた。回転寿司に行かない費は、例のスーパーで腐りにくい「干しいも」を買って食べていた。高カロリーで食べやすく、食器を洗う手間もなかったため、長い間夕食は回転寿司か干しいものどちらかだった。そんな破綻した食生活でも体調を崩さなかったのは、昼間の定食屋のおかげだった。野菜や肉、魚などバランスが良くボリュームもあったため、一日に必要な栄養を昼食で補っていた気がする。
なぜ、自炊をしなかったのですか?20代 女
一言で言うとめんどくさいからです。一人暮らしをして間もない頃は、張り切って自炊をしてましたが1週間も続かなかったと思います。また、1人暮らしの場合はスーパーに行っても、1人分の食材が売ってなく、結局余ったり腐ったりしてしまいます。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
特には困りません。普段はコンビニやお弁当、納豆ごはんや卵かけごはんなどを食べています。たまに、美味しいものが食べたくなったときは外食してたくさん食べます。たまに贅沢することで、いっそう美味しさが増したように感じます。それでもやはりたまには家庭の味が恋しくなります。その時は何か作るようにしてますが頻度でいうと3ヶ月に1回ほどです。自炊をしないのも慣れなので、慣れてしまえば毎日似たようなご飯でも満足できます。
なぜ、自炊をしなかったのですか?20代 女
料理を作ることに、上手くつくれることに憧れはありました。
それでも調理器具を揃えることが面倒だったし、レシピを見て作るのも、考えながら買い物するのも面倒でした。
とにかく極度のめんどくさがりだったので、自炊するのを諦めました。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
食べたいものは買えば食べれたし、食へのこだわりは特になかったので不満はありませんでした。健康面では、やはり偏ってしまうこともあり、かなり太りました。経済的にもかなりお金もかかるので、月末になれば食べない日があったりもしました。とはいえ、食後の片付けは必要ないし、献立に悩む必要もない。時間も自由だし、人との約束も気軽にできたので私は楽しく過ごしていました。今更ですが、もうすこし健康に気を使う食事をしていればなぁ。と思います。
なぜ、自炊をしなかったのですか?30代 男
自炊をする時間があまり取れなかったことが一番の理由です。仕事の終わる時間が遅かったのと、疲れから帰宅途中で食事を済ませていました。稀に早く帰れる時は友人とお酒を飲みに行ったりといった感じで、基本的に自宅にて食事をすることがありませんでした。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
私が一人暮らしを初めて経験したのは大学生の時でした。当初は自炊をした方が食費を安く済ませられると思いキッチン用品なども購入しましたが、実際やってみると想像していたよりも高くつきます。一人暮らしの為、食材を食べる量にも限度がありますし、実際食べずに捨てる野菜などは多くありました。そうした経験から外食中心の生活に変化していきました。社会人になってから引っ越しをしましたが、学生時代の経験から本当に必要な最低限のキッチン用品だけ持っていき、残りはその時点で捨てました。
なぜ、自炊をしなかったのですか?20代 女
自炊にかかる時間が無駄だと思うからです。一人暮らしだと食材を買ってきても結局使い切れず捨てるハメになったり、毎日仕事で遅く帰ってくるのでそもそも自炊をする時間がありません。そんなところに時間をかけるんだったら少しでも睡眠に時間をかけた方が体調も良いですしその方が合理的だと思うからです。
自炊をしない暮らしはどうでしたか?
食費にはお金がかかりますね。しかし一人暮らしなので自炊に比べて金銭面でそこまでの差はないかと思います。外食は週に一度週末だけなど自分の中でルールを決め、それ以外の平日はランチ500円以下にしたり夜は値下げされた安いお惣菜などをスーパーで買って帰ります。栄養バランスが偏らないように毎食サラダを食べたり、野菜ジュースを飲んだり、あとは良質なタンパク質を摂取する為に毎日納豆と豆腐とヨーグルトは食べてます。