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1人暮らしを始める時ってどんなタイミング?10人に聞いてみた

1人暮らしって、新しい世界への入り口ですよね。もう30も過ぎた筆者には遠い昔の話ですが、、。
皆さん色々な事情で一人暮らしを始めるみたいですね。
今回の記事では、単純な就職や進学等ではない、一人暮らしを始めたタイミングについて聞いてみました。

皆が一人暮らしを始めたタイミングって?

ちょっと他の人とは違う…かも

「一人暮らしを初めてしたタイミング」となると、少し他の人とは違った経緯をたどっています。実家から直接出たのではなく、24歳頃に父が「実家の隣の地方」に単身赴任となり、「その父と共に住んだ」期間を挟んでいます。もちろん父の体が心配でもあっての移動でしたが、私自身も一度家を出てステップアップをしたいと思ってのことでした。実家から出ての父との生活で料理や他の家事の経験を積み、もう少し自由も欲しいと思うようになったので、2年後の26歳の時に、父のところから車で15分のところで一人暮らしを始めました。一人暮らしといえば、親元から離れて一人で…というパターンが多いですが、私の場合「父のところに通いながらの一人暮らし4年間」でした。

海外留学きっかけの初めての一人暮らし

18才、高校卒業して海外の大学へ進学のためにカリフォルニア州へ引っ越し一人暮らしを始めました。取りあえず持って行ったものは、大きなスーツケース一つに一週間分くらいの着替えだけを持って、住むところもまだ決まっていないまま飛び立ちました。現地について、ボランティアの方のお家にお世話になりながら、留学生を支援するインターナショナルオフィスで住むところを斡旋してもらい初めてなりにも適当なところを見つけて一人暮らしは始まりました。大家さんの住む家の離れを間借りさせてもらうという形でした。一部屋だけある空間でしたが、初めての海外での一人暮らしで、学校生活、勉強など、自分の生活に集中出来たのでとても良い一人暮らしのスタートが出来たと記憶しています。

母がきっかけで一人暮らしを始めた話

18歳で就職し、実家から通える距離だったので通っていましたが、母と性格の不一致による喧嘩が絶えなくなり、仕事から帰って喧嘩してする毎日に疲れたので21歳のときに一人暮らしをしました。電車で7駅ぐらいしか離れていないところです。最初は家出同然のような感じで出ました。何度も母に戻ってきてほしいと言われましたが、社会人になって、一人暮らしを経験し、母の有り難みがわかりたいからと説得し、一人暮らしをするようになりました。母とは元々、性格が似ているのもあり、学生の頃から喧嘩が絶えませんでした。しかし、離れて生活をするようになり、たまに実家に顔を出すようになるとお互い冷静になることができたので喧嘩をすることがなくなりました。

初めての一人暮らしはすごく寂しい

私が一人暮らしを始めたのは18歳の時でタイミングとしては大学の入学の時でした。実家からは特急電車で2時間程かかる距離で、しかも私の実家は田舎なので本数も少なく通うには厳しかったので、一人暮らしを余儀なくされました。初めての事ばかりで、物件を決めた時はワクワクでしたが、いざ一人暮らしを始めてみると寂しくて。知らない土地なので、友達もおらず、毎日親に電話していました。家にいても一人で塞ぎ込んでしまうので、出来る限りは外出するようにしていました。大学で友達ができてからは、同じような境遇の人も多く、お互い寂しさを分かち合うように一緒にいる事も多くなりました。友達が増えていくにつれ、寂しさもなくなり、親に電話する事も減りました。実家が賑やかに過ごしていた人は、始めは本当に寂しいです。慣れるまでには時間もかかると思います。

28年間ずっと親の言いなりだったことにやっと気付いた

28歳の時に一人暮らしを始めました。2年前の26歳の頃から、片道2時間以上かけて通勤していました。朝が苦手なのに、毎朝5時に起きたり、ほぼ立ちっぱなしだったので腰痛がひどくなったり、毎日とても大変でしたが、一人暮らしを始める余裕もなかったこと、でも今までずっと夢だった仕事に就くことができたので、頑張っていました。ですが、28歳になる少し前に、働きすぎて体を壊してしまいました。また、親が増税前で急いで私に相談もせずリフォームを契約し、その借金を私に押し付けようとしてきました。私は今まで親の言いなりに動かされていたことに気付き、腹を立て、実家から離れようと決意しました。その後、2年間職場の近くに一人暮らしを続けました。その間は、親も私に対して今までしたことを反省し、優しくなりました。私も実家から離れて親のありがたみがわかりました。仕事は体をさらに壊したため続けられなくなり、実家へ帰りました。今は元気になり別の会社で働いています。

家族と仕事の狭間で

私には3人の兄姉がいる。父は亭主関白で気性が荒く、たまに父が家にいると嵐が起きた。その分、母が子供達にかける愛情は深く、小さい頃はそれがとても心強くて安心感があった。ある年、父が単身赴任になった。6年後、父の単身赴任が終わり、同時に都内の城北地区へ引っ越した。上2人は、就職を理由に出て行った。母は体調を崩した。それでも残る子供達への愛情は忘れなかった。私は進学、姉は就職。その頃になると、私も姉も付き合いや遊びで家にいる時間が少なくなり、母の愛情が、きつい縛りに感じられるようになってきた。さらに数年過ぎ、私はクリエイティブ系の小さな会社へ就職した。仕事量が多いのに安月給。私の就職から1年が経った時、父の定年退職を機に郊外へ買った家に引っ越すこととなり姉は一人暮らしを始めた。私も出たかった。しかしそんな金銭的余裕もないし、第一、母が許してくれない。「あなたくらいは家に残るわよね」今まで自分の全てをかけて育ててきた子供達が一人もいなくなることが悲しいのかもしれないし父と二人になることを避けたかったのかもしれない。私は実家の引越しについて行った。そこから、都心の会社へ出勤が始まった。片道1時間40分。終電を逃すこともしばしば。深夜の高速バスがあったのでなんとかそれに乗って帰るものの隣駅にしか停まらないため、そこから闇夜を40分かけて歩いて帰る。家に着くと27:30。母は必ず起きて待っている。そして必ず言う言葉。「もっと早く帰れないの?」私を心配する言動なのはわかっているのだが毎日それがひどく苦痛になった。帰宅してシャワーを浴びて2〜3時間寝るとすぐ家を出る。そんな生活を1年ほど続け、心身ともに疲弊してしまった。好きな仕事だ。辞めたくない。辞めたとしてもまた同じ業種に就職できるとは限らない。ーー家を出よう。私は、母に懇願した。母は「ここからだとダメなの?」と顔を歪ませた。「このままだと二人とも体を壊しちゃうよ。私が会社にもう少し近い所へ住めたら、私ももっと家に早く帰れるしお母さんも私が夜道を歩いてる間心配して待たなくて済むんだよ?」説得は7回位に及んだだろうか。ようやく首を縦に振ってもらえた。嗚咽付きで。会社近辺は家賃が高いので乗換2回あるものの、ドアtoドアで35分、深夜帰宅になってもタクシー代が4000円以内で済むところに決めた。実家からは50分程。23歳の秋だった。

一人暮らしで得た財産。

黙っていても出てくるご飯、気付けば綺麗に畳まれた洗濯物、いつもきれいな家の中。たまに実家に帰ると、小さい頃は当たり前だと思っていたことが、実はとんでもなく素晴らしいことだったんだと気づかされます。私が実家を出たのは、大学を卒業して、社会人になるタイミング。それまで実家でぬくぬくと過ごしていましたが、やっぱり一人の自由な暮らしに憧れていたんです。そして何より、田舎から出たかったんです!実家から新幹線と在来線を乗り継いで一時間半ほどの場所に、「ディズニーランドが近いから」という理由で住み始めた初めての都会暮らし。家族の干渉はないし、好きな時に好きなものが食べられる。幸せ!......なんて思ったのもつかの間。慣れない料理に四苦八苦する内にめんどくさくなり、次第にコンビニご飯が増え。仕事で疲れて帰ってきたら、洗濯物を畳むのも億劫になり山になり。掃除は見えるところはかろうじてやっても、細かいところは汚れ放題。しかも家賃という大打撃がお財布に降りかかる。親のありがたみが、離れてみて初めてわかりました。このありがたみがわかったことが、一人暮らしで得た一番の財産かも。

親が鬱陶しいならどんどん離れろ

私は28歳の頃、親元からさほど距離は遠くないですが一人暮らしを始めました。距離的には自転車で約20分程度です。やはりきっかけは就職してから自分でカネを稼ぐようになったのに、それでもやたらと干渉してくる親に嫌気を差すとは大袈裟ですが、これ以上親元で暮らすのは精神衛生上よろしくないと判断して一人暮らしするようになりました。一人暮らしをするようになって一般に言われている親を含めた温かい家庭生活が恋しくなるとか、親のありがたみが分かるとかいう感情は私には一切感じられず本当に一人になってよかったと実感しています。コレならもっと早く一人になっておくべきだったとも思っています。また世の中には就職して自分でカネを稼ぎながら親元で燻って、親がどうのなど言っている方にはそれが嫌ならさっさと一人暮らししろと提言したいと思っています。お金より大事な人生の貴重な若き時間を焦げつかさないためにもそんな悩みのある方は即刻一人暮らしを始めるべきです。

30歳になるとき、転職をきっかけに一人暮らしスタート

私は神奈川県に実家があり、会社は東京。電車で片道1時間45分くらいで通勤できるくらいの距離だったので、29歳まで実家暮らしでした。でも、30歳が近づくにつれ、「ずっと実家で暮らしていると、いくら生活費を家にいれていても、独り立ちした感じがしないし、考え方も甘くなる一方なのでは」と思えてきました。そして、転職活動を行っていたので、そこで決まった次の会社の場所にあわせて、一人暮らしを始めました。新しい会社は、東京の港区。そして、借りたマンションは、実家からは電車で2時間くらい離れた渋谷区のはずれです。ちょうと30歳になる誕生月に一人暮らしを始めることができました。あのタイミングで実家を出ていなかったら、ずるずると甘えてしまったし、転職した会社も夜が遅かったのであのままでは通勤が厳しかったと思うので、なかなか良いタイミングで一人暮らしをスタートできたかな、と思ってます。

初一人暮らし

私が初めて一人暮らしをしたのは高校を卒業した18歳の春。田舎をでて、都心で右も左もわからないまま一人暮らしを始め、東京へ。当時は6畳くらいの部屋を借りて住んでいた。部屋の床はギシギシ、アパートの隣の部屋にはヤンキーの兄ちゃん。風呂はなく、頭は水道水で洗っていて、消して裕福ではなかった。私が住んでいたのはそう、ぼろぼろアパート。毎回、スーパーの特売品のセール時間を狙って夜中にスーパーへ行った。近所の八百屋には捨てるものはないか?毎日確認しに行っていた。顔馴染みになるのもすぐだった。それでも毎日なんとか生きていた。ださくても人間ってなんとかなるんだなぁ。八百屋のおばさん元気かなぁ。実家から離れた一人暮らしは10年間。今は4人の家族と幸せに生活しています。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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