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現役営業が語る!歩合で稼げる不動産屋の特徴は広告にあり

不動産屋の営業の仕事って歩合給の事がほとんどなので、せっかくだったら稼ぎたいですよね。
うんうん、じゃないと不動産業する意味がないと思う!
この記事では業界歴10年のワタクシがこんな不動産屋は歩合給を持って帰れる!という見分け方を記事にするよ~

稼げる不動産はこんな特徴がある

稼げる不動産屋の話の前に営業マンの歩合の話を簡単に書きます。

不動産営業の歩合は2割程度

歩合が2割程度、、という事は100万円の売り上げをあげて、20万前後の給料になることが多いというイメージなんですよね、もちろん会社によっては違いますが、おおむねこのラインで間違いないかと思います。

そしてこの売り上げ100万という所から、逆算して計算することになります。売り上げに関しては別途詳細の記事を作りたいと思いますが、

売り上げ単価が10万と考えると月に10件の成約で 100万(20万の給料)そして20件の成約で200万ということになります。歩合は売り上げがあがれば、歩合率もあがることが多いので(150万以上は3割など)この辺のラインで月収50万くらいと考えていいかもしれません。

月収50万円をもくひょうにするならば、売上を200万あげるという計算になります。

20件成約してもいいですし、単価を上げる努力をして顧客単価15万×13件の合計200万弱という選択肢もあります。

月に20件成約するという事は少なくとも 20件の来店がないといけません。そしてあなたがスーパー営業マンでもない限り成約率100%という事はありません。絶対決まらないお客さんも加味すると、成約率は高くても70-80%になるでしょう。

70%と仮定すると 毎月30人の新規来店を営業出来るチャンスがないといけない訳です。

不動産業は広告命の業界

では、あなたに毎月30人の新規顧客を接客できる店舗なのか?というのを見分ける必要があります。

始めにいっておきますが、新規顧客30人あたるというのは結構ハードなスケージュールになります。毎日1人すればいいじゃん、と思うかもしれませんが、半分以上のお客さんは1日では成約しません。2.3回と来店します。

なので、実際には1日に2.3人の相手をしていくことになるイメージです。2-3時間の営業を毎日2.3人にするというイメージです。

あなたか、来るお客さんを裁くだけで手いっぱいになりますが、会社としては、お客さんを呼ぶことが最大の仕事になる訳です。

あなたが売り上げた10万の8割は会社に残るお金です。そこからどれだけ広告に経費をかけて効果を出せているか?という事が重要になります。

ポータルサイトに出稿の多い会社は〇

不動産業界の集客は9割がたネットからの集客といっても過言ではありません。むしろこういったツールを使用していない会社は仲介での売り上げがあがりません。

suumo、homes、いい部屋ネット、athome、なるべく沢山のサイトに出向している業者が望ましいでしょう。それだけ、お客さんの目に触れる機会が多い訳です。

提携しているポータルサイトは自社サイトにバナーなどがある為、その数が多い方がいい、という事になります。ちなみに各サイトで会社名の検索をかけると物件掲載数も出来るので、この辺で見極めるのもありです。

suumoしかしてないけど、suumoで1000件出稿している。みたいなことがありえるからです。

オリジナリティが高い自社サイトは〇

フランチャイズ系の不動産は特にそうですが、業界はIT的には若干遅れている部分があり、テンプレサイトばかりが目立ちます。そうした中で自社で独自のサイトを運用している会社は〇です。特に他社と差別化を図るために、リノベーションにこだわっている、戸建てにこだわっているなど、不動産屋としての特徴がはっきりしている業者も〇です。

さらに差別化を図る為にブログの更新が頻繁にある、自社サイトだけではなく、様々なメディアや媒体の運営があるという所もぐっとです。

業務拡大の記載がある会社は〇

求人募集の文言によくある業務拡大の文字ですが、これは単純に業務拡大という意味もありますが、「人が足りてません」という意味でもあります。

例えば、毎月お店に新規来店が 300人あるお店だったとしても営業マンが30人いるお店だったとしたら、新規顧客は毎月10人となってしまいます。

なので、不動産営業ハードモードの挑戦したい人はあえて、そういった店舗を選んでみるのも有りです。

新規顧客150人の店を3人で回せ。という店とかになると大チャンスです。むしろ、決まらないお客さんはさっさと捨てて、決まりそうなお客さんだけ接客するという選ぶ営業ができるレベルの顧客数です。

スタッフ紹介が少ない会社は〇

これも上記と同様の内容ですが、スタッフ紹介の人数が少ない所は、営業マンが少ない傾向にあります。

面接のときに来店数を聞いてもいいかも。。

面接のときに毎月どれくらいのお客さんに出会えるか、、というのを聞いてもいいかもしれません。

むしろ、筆者が転職するとしたら必ず聞きます。

20-30人という数字を目安として判断が出来るかと思います。

まとめ

どうせやるなら稼ぎたい、、特に営業はたくさんの人の接客をすることが稼ぐ為の一番の近道です。

毎月30人と毎月15人では一年で150人以上の差が付きます。これは将来の不動産営業のおいしい案件となってくれる紹介者が減っているという意味でもあるのです。

なので、選ぶならたくさんのお客さんを対応できる不動産屋を見極めて就職転職することをお勧めします。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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