入居審査ってどんな事するの?って思ってる人は多いと思いますが、そんなに難しく考える事はありません。
この記事を見ているあなたは、もしかするとなにかしらの理由で「審査に不安」という部分があるのかもしれませんが、入居審査はそんなに厳しい物ではありません。
この記事では「全保連の電話確認」について細かく解説していきたいと思います。
全保連の電話確認はなくなった?
全保連に限らず他の保証会社にも一律して言える事は本人確認の電話はなくなっている傾向にある。という事です。
それは全保連に関しても同様で 近年は 審査時の本人確認電話というのがほぼありません。いや、全くないと言っていいほどです。
職場への確認は?
電話確認しなくて大丈夫?
審査という意味でいうと 電話確認というのは非常に重要な側面があるようにも思えます。保証会社も管理会社も電話確認をしないとなれば、色々な弊害も生まれます。
管理会社的に、保証会社的に、借主的に、、本人確認が無くなったが故に今の保証会社の利用で気を付けて欲しい部分をまとめてみました。
電話番号を間違えてるケースがある
これが実は意外と多いです。
申込書ベースで言うと数字の書き間違えはよくあります。以前であれば「電話が繋がらない」「別の人が出たので番号を間違えてる」という連絡が入ったので確認の取り直しという作業が出来ていたのですが、今はそんな事はありません。
管理会社も 直接やりとりする事がなければ、入居~退去まで 間違った番号のまま 特に使用する事なく 契約を終えた。という事があってもおかしくないのです。
と、いう事は即ち全保連的には多少電話番号間違えてても大丈夫っしょ~っていう事なんですよね。悪質滞納者はそもそも電話出ないっていうのはあるのかもしれませんが、家賃の回収という意味でいうと本人確認書類さえとっておけばどうとでもなる。という事なのかもしれません。実際に逃げられた場合住民票を追ったりするのは本人確認書類の方が確実ですしね。。
賃貸条件を間違えるケースがある
これはあってはならないのですが、前までは保証会社が本人確認時に「〇〇マンションの~ 家賃が〇〇円で~」みたいな確認をしてくれていました。
なのでこの時にお客さんとの条件違い、勘違いなんかにも気づけていたりしたのですが、今はそんな事がありません。審査承認もしたし、いざ、契約!みたいな段階で 発覚する事もあります。
お客さんは別の部屋の安い条件が頭にあったけど、実際は高い部屋の契約を希望していた。みたいなケースです。営業マン的には頭真っ白になるんちゃうかっていう位、勝負どころがいきなり訪れる訳ですが、、笑
保証会社が一つ確認を入れてくれていた事で 起きなかった事件が起こるようになっているという事はあります。(僕はニアミスならあります、、。汗)
審査が早くなった
電話確認をしない事によって得られる最大のメリットは 審査の時間が短縮され数がさばけるようになったという事です。
これは 早く契約を固めてしまいたい不動産会社にとってもメリットですし、入居審査の不安という意味でと借主にとってもメリットです。
たま~にいるんですよね、、入居審査の不安に押しつぶされて自らキャンセルする人、、。その不安を取り除くのも僕らの仕事の一つだとは思いますが、力及ばず、、というケースがあります。