こんにちは、大阪の不動産営業です。不動産屋のイメージって休みがなさそう、、って思ってる人多いですよね?
うんうん、私の知り合いの営業の人はいつも忙しそうだわ
今回の記事では不動産屋の営業マンが連休が取れるのか?というのをいろんな会社を見てきた経験を踏まえ記事にしてみました。
営業マンは休みがない?
不動産の営業は、売買でも賃貸でも休みが少ない、と思われていますが、まさにその通りです。一部大手を除きほとんどの不動産屋は実質週休1日くらいで稼働している所がほとんどではないでしょうか?
なぜ、そんな環境で回っているのかというと、「みんな稼ぎに来ている前提」だからです。日々をこなして、決まった給料をもらいに来ている訳ではありません。同じ一か月働くなら、少しでも多くの給料を持って帰りたいと思っている人がほとんどな訳です。
大手は週休2日?
大手の不動産屋きっちり週休二日取っていることが多いように思います。ですが、土日というわけではなくて、水曜日を中心とした、火水という変則的な連休を取っていることが多いです。不動産屋は水曜日を定休としている所が多いですが、水の日なので契約が水に流れる。というジンクス的なものを嫌う為にあえて水曜日を休みにする。という風習があります。
住友不動産屋、野村不動産、福屋不動産など、売買系の大手は特にこの休み方を採用しているよう思います。
投資系や管理系は週休2日?
投資系の不動産会社とは、マンションなどの投資物件の購入を進める不動産会社です。主に電話営業になることが多いですが、買い付けもすることになるので、不動産会社を回り、物件売ってくれませんか~的な営業もしています。こういった所は土日を休みとしていることが多いです。
また管理会社も大手になれば、土日を休みとしているところが多いです。
賃貸系不動産会社休みが少ない
冒頭にも書いた通り、賃貸系の不動産会社休みが少ない訳です。最近はどこも定休日というものを取らなくなってきているので、営業マン全員でシフトのように出勤日を回すことになります。
かつ、土日は稼ぎ時になります。平日は土日に来るお客さんの物件を探したり、スケジューリングしたりすることが多く、勝負は土日。となることが多い訳です。なので、土日休む、、というのは、あんまりいい顔されません。
大型連休は休めるのか?
では、賃貸不動産営業の大型連休の休みはどうでしょうか?
これは概ね休めるところが多い、という書き方になります。
根本的にゴールデンウィークやおぼん、年末年始は不動産の重要な空室共有システムである「レインズ」というサイトが一週間ほどメンテナンスの為に閉鎖します。
この「レインズ」が使えないという事は、紹介できる商品がない。という事も同然なのです。
即ち、長期休暇は営業できない。。という事が正しいのですが、近年は、無理やりお店を空けている不動産屋をちらほら見かけます。
正月の2日から誰が部屋を探すねん。。。と思いますが、空けています。物件の紹介もほぼ出来ないであろうに空けています。
これは、他社が閉めているのでお客さんを取り込みたいという考えがあるとは思いますが、実際には話を聞いて相談にのって、後日来てくださいね。という営業をする為の日。という事になります。
日常的に連休を取ることは出来る?
大型連休ではなく、なんてことない平日に連休を取ることが出来るのでしょうか?これも会社によるところが大きいですが、営業として数字が上がっていれば、休みも取りやすい。というのが営業のいい所でもあり、悪い所でもあります。
月間のノルマが順調に消化できていれば、少し休んでも、、となりますが、そうでなければ、「なんで連休なんて取ってんねん。」となってしまいます。
また、お客さんありきの仕事なので、自分の営業しているお客さんの予定や段取り、契約をきっちりを把握、スケジューリングしていないと休めなくなってしまう訳ですね。連休中にフラッと自分のお客さんが再来店して、対応が出来ず、他の営業マンに売り上げが取られた、、という事はこの業界ではよくある話です。なので、見込みがありそうなお客さんとのスケジュールは密にしておくことが大切になります。
休みに関しては会社によるところが大きい
まとめると、不動産の営業は自由な部分も多いですが、それは会社によるところが多い訳です。筆者も新人の頃は自分から休みなんて、、、言えなかったのですが、数字もそこそこ上がるようになり上司とも仲良くなると、休みに関する相談もよくしていました。4連休欲しいので20連勤します。みたいなこともやったりしていましたね。笑
こういった事は求人募集などはでは分りにくく、面接でもはっきりと教えてくれないかもしれません。ですが、長く続ける為には大事な事なので、先に聞いておいた方が無難です。
やる時はやる、休む時は休む。というメリハリをつけることが不動産営業を楽しむ秘訣ですし、それには、お客さんの予定を操り、上司を納得させながら休日をうまくとる方法を考えるという事も含め営業の一つであると考えるべきかと思います。