20代男性 銀行員からの不動産転職
不動産業に転職しようとおもったきっかけは?
僕の場合は完全に経営者の人柄です。最初は全く興味がありませんでしたが、「この人についていきたい」と思える方でしたので、人で選んだといった感じです。また、前職が銀行員でしたので、不動産投資等はわりと身近なものでした。
何を使って不動産業に転職されましたか?
マイナビ転職
不動産業のやりがいはなんでしょうか?
やりがいは何と言っても人に出会えることです。不動産売買ですといわゆるお金持ちの方々の割合が多いですね。収入に余裕があり、ある程度別の投資をご経験されているケースが多いです。もちろん、銀行でローンを組んで不動産投資をされる方もいらっしゃいますが、前者のお金持ちのほうが割合的には多いと感じます。そんなお金持ちと関わる機会が必然的に持てますので、いい仕事だと思います。会社以外でそのような方たちと会おうと思っても簡単には会えませんからね。そのような方たちにはいろいろなタイプの方々がいらっしゃいます。気難しい方や真面目な方はもちろん、すこしぶっ飛んだかたなど、ひとえにお金持ちといいましても様々なタイプの方がいて面白いです。また、そういった方々のお話を聞けるのも魅力の一つだと思います。社会的に成功されていらっしゃる方々が大半ですので、お話をしていると純粋にお勉強になることも多いです。なかには自分よりも不動産投資に詳しい方もいらっしゃいますので、そういった際には素直にお話を聞かせていただいています。こういった人との出会いが不動産業におけるやりがいだとお思います。あとは、自分にも不動産投資の知識が身についていくことが大きいです。ただ仕事のためだけに学ぶのではなく、学んでいることが自分の知識となってプライベートでもいかすことができるのです。仕事だからといって無意味なことをやっているという認識は全く無いので、そういった点も大きなやりがいだと感じます。
不動産業界のしんどい所を教えて下さい。
これはやりがいの裏返しですが、関わる人とのやり取りが時にはしんどいと感じます。不動産業においては様々なお客様がいらっしゃいます。勉強になるお客様や面白いお客様がいる反面、少し怒りっぽい方や理不尽な方も中にはいらっしゃいます。そういった方々の対応が苦でなければ問題ないですが全くのノーダメージという方は少数派だと思います。難しいお客様の対応時はうまく空気を読みながら気をつかって進めていく必要がありますのでそこはしんどい面だと感じます。これに加えて、お客様のアフターフォローもしんどい点です。賃貸の場合は入居後にトラブルが発生する場合があります。お客様に非のないものであれば、もちろん仕事ですので一生懸命対応させていただきます。しかし、中には明らかにお客様に過失のある場合や理不尽なことを言ってくる方がいらっしゃるものです。こちらにどのように対応するかも難しい点です。納得してもらうためには根拠のある説明が必要になりますし、逆ギレされないように注意を払いながらの対応になりますので、人によってはしんどいと感じるでしょう。お客様との関わり以外でしんどい点をあげるとすると休日に関してです。会社によっては休日中にトラブルが発生して対応が迫られる場合もあるでしょうし、基本的にカレンダー通りの休みにならないことが多いです。ある種サービスで成り立っていることもありますので仕方ありませんが、休みを重要視するかたにとっては苦になります。
不動産業界に向いている人はこんな人
いろいろな人に会いたいと思っている方や、人との関わりをたくさん作っていきたいというハングリーな方は向いていると思います。普段ではなかなか出会えないような方々と出会えますし、そこからプライベートの人脈を作っていくこともできます。多少のクレームや難しいお客様の対応が苦でなければ不動産業に向いているでしょう。あとは世話好きな方が向いています。アフターフォーローまで総括的にサポートしている会社がほとんどだと思いますので、貸したり売ったりした後にもお付き合いが続き、何かあれば対応しなくてはなりません。そこで面倒くさがらずに真摯に対応できる方や、関係をうまく保ち続けられる方でしたら不動産業に向いていると思います。
まとめ
今回は 20代の銀行員から転職された方のインタビュー記事にしてみました。不動産業は大変というイメージがついて回りますが、成果を残している人も多い業界です。僕みたいに学歴がなくても、給料欲しい!みたいな人にはぴったりかもしれませんね。笑