こんにちは、大阪の不動産営業です。不動産業に転職を考える時、やはり、一番大事なのは、どこの会社にいけば、一番歩合で稼ぐ事が出来るのか?という事ですよね。
賃貸不動産で言うと、全国どこに行ってもフランチャイズ系の不動産屋があります。こうったい不動産会社は稼ぐチャンスはあるのでしょうか?
フランチャイズの不動産屋は稼げる?
不動産屋のフランチャイズといえば、アパマンショップ、ミニミニ、ピタットハウス、センチュリ21という感じで色々とありますよね。各地区に行けば、こういったフランチャイズも地元版みたいなフランチャイズもあるので、もう、ありまくりな訳です。
こういった不動産会社って、中身は全く違う不動産屋ってことを知ってる人は多くはないと思います。
A駅の上にあるアパマンショップと一つ先のB駅の上にあるアパマンショップは、外観と見た目はそのまま一緒なんですけど、中身は全く別の不動産という事があります。もちろん社員も違いますし、顧客情報の共有もしていないという事になります。
もちろん、フランチャイズを多数経営している不動産会社もあるので〇〇区のアパマンショップは全部同じ会社だった!なんていう事もありえなくはない訳ですね。
求人は各社でするようになっている
求人の募集に関しては各社ですることになっています。なので、ここに関しても情報共有がある訳ではありません。
では、どこのフランチャイズが給料を稼ぐチャンスが高いのでしょうか?
基本給の違いや、歩合給の計算方法も若干違いますが、それはピタットハウスだから、高い。という事はありません。完全に各社の経営方針によってきめられています。
よって答えは、、どこも一緒です!笑、という回答になります
ですが、フランチャイズと地元系の不動産屋を比べると若干の差があると思っていいと思います。
フランチャイズは集客に強いので稼げるチャンスはある
フランチャイズのシステムというのは、本部から広告媒体や事業のノウハウをもらうかわりにマージンを支払うというシステムを取っています。
初回に準備料や登録料などまとまったお金を支払い、月々の看板料、中には、売り上げのマージンという事で数%を定額を徴収している所もあるようです。
フランチャイズってお金がかかるんだな~。と稼げないようなイメージもありますが、
フランチャイズは集客に非常に強いです。こと、不動産業界においては、一時期「フランチャイズが業界を席巻している」という時期がありました。
大規模なCMを有名俳優や女優でしている訳ですから、お客さんも入りやすい訳ですよね。
はっきり言って、フランチャイズに加盟していない不動産屋はフラッとお店に入ってくる人がめちゃくちゃ少ない訳です。だって、不動産屋って入りにくさナンバー1の業種でしょ、、なんか怖いですしね。笑
そういった垣根を取り払ったのがフランチャイズのイメージ操作な訳です。コンビニ並とは言いませんが、不動産屋に入りやすいイメージを作り上げ、集客に繋げている訳ですね。
フランチャイズのお客さんは質がいい
これは、実際に現場にいるとわかってくるのですが、お客さんの質というのは非常に大事になってきます。
同じ時間営業に時間を費やすなら、簡単なお客さんで早い時間で売り上げを上げる。これが鉄則になってきます。
そんな中でフランチャイズのお店に来るようなお客さんは「部屋を決めに来ている。」感が強い訳です。
地場の不動産屋なんかは「特にこだわりの強い部屋を探している」とか「一般に出回ってないだろう掘り出し物を探している」傾向が強い訳です。
そして、一番厄介なのは「散々フランチャイズ系の不動産を探しまわって最後の希望で来ている」という人です。
ここで軽快なトークを繰り出してお客さんの心を掴み成約まで持っていけるなら、大したものです。ですが、空室の情報共有化も進んでいる現在においては、たくさんの不動産に足を運んでも結果はそんなに変わりません。
コンビニに例えるなら、2Lのコーラが欲しいお客さんが ローソンに行って商品がない訳です。なのでお客さんとしてはセブンイレブンにも行くんですけど、セブンイレブンにもない訳ですね。でもセブンイレブンの店員は、成約までもっていかないといけない。。という心苦しい状況になりやすい傾向がある訳ですね。
このお客さんの質を高いという事も稼ぐ要素の一つとして重要になってきます。
まとめ
アパマン、ミニミニ、ピタットなど、フランチャイズ系は不動産業を始める第一歩としては非常に入りやすい転職先だと思います。ですが、入社後はフランチャイズ独特のルールもある為、やりたい事が出来ない、という場面に遭遇することも多いと思います。
自分でネット媒体を使った集客をしたい。という事であれば、広告関係は特に厳しい制約があるので、フランチャイズ系はお勧めしません。
フランチャイズ系でも地元系でも最終的にやる仕事は「お客さんの契約を取る事」なので、ゴールは一緒です。そこに目指す為に、どんな仕事をしていきたいか?で就職先転職先を決めるのがいいかと思います。