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30代男性で不動産業へ転職体験談~飲食業からの転職

こんにちは、大阪の不動産営業です。不動産業へ興味を持っている人の参考になればと思い、実際に転職された方へインタビューという形で記事にしてみました。

30代男性 飲食業からの不動産転職

不動産業に転職しようとおもったきっかけは?

飲食業を行っている際は、労働時間が長く給料も少なかった為、次に転職するさいは自分の頑張り次第で給料が多く、休暇もきちんと取れるしっかりした会社がいいと思っておりました。色々模索しましたが、宅建も取得していましたし、営業努力次第では歩合で給料が高くなるイメージがあった為、不動産業に転職しました。

資格を生かせる職業として真っ先に思う浮かぶのは不動産業です。

何を使って不動産業に転職されましたか?

ハローワーク

不動産転職にもいろいろなサイトがありますが、不動産営業に特化している唯一の求人サイト「いえらぶ不動産転職」を使ってみてもいいですよね。

不動産業のやりがいはなんでしょうか?

現在、不動産業に携わっておりますが、具体的には「賃貸営業」「売買営業」「不動産管理」を行っております。不動産業のやりがいですが、やはり営業成績次第で自分の給料が増える歩合が非常に魅力的です。「賃貸営業」と「売買営業」での取引手数料の数字の結果で歩合が出るか出ないか、または多いか少ないかが決まり、毎月数字に追われている感覚にはなりますが、月の閉め日に数字のノルマを達成したときの達成感は物凄く大きく、実際の給料日にその歩合が反映されますので、またその給料日に嬉しさとやりがいが感じられます。また、様々な人と関わり合う仕事になりますので、会話の質の向上の為、ネットや新聞での情報収集や、地域の情報の把握も大事になって参りますので、そういったアンテナを張る事によって、様々な情報に強くなった様に思えます。賃貸と売買の契約では契約書等を使用して契約を締結しますので、書類の作成や管理にも強く意識するようになり、日々成長を感じられる業界ではないかと思います。自分の努力次第でそういった部分のスキルを上げていき、人間的にも成長できますし、その事が給料にも反映してくる業界ですので非常にやりがいはあると思います。また、「不動産管理」では実際に入居者様がいらっしゃるアパートやマンションをオーナーから委託され管理を行う業務になります。この業務は例えば『いきなりエアコンが動かなくなって困っている』等入居者様からの設備クレームや『隣の部屋の音楽がうるさく眠れない』といった騒音クレーム等、様々な状況に応じて対応する業務になります。この業務ではクレーム対応やお客様への対応能力が向上し、また問題を解決すると『ありがとう』や『助かりました』等感謝される事が多く、やはりそういった言葉を言われると『一生懸命対応してよかった』と思え、やりがいは非常にある業務となります。

歩合、歩合=不動産業、これが最大の魅力ですね。

不動産業界のしんどい所を教えて下さい。

不動産業のしんどい所は多々ありますが、やはり不動産業の業務内の中でも「不動産管理」が一番大変な業務ではないかと思います。『お湯がでない』『エアコンが使用できなくなった』『換気扇が動かなくなった』等の設備クレームから『隣の部屋の物音がうるさく眠れない』『エントランスで不審者に絡まれた』『近隣の子供が駐車場でボール遊びをしており車に当たって傷がついた』等人的なクレームまで様々なクレームが入ってきます。慣れてくれば大した事は無いと思いますが慣れない内容のクレームや、相手方が感情的になっている場合等は非常に困りますし、対応もしたくないなと思う事がたまにあります。さらにクレームを言ってくる方は感情的になっている方が多い為、エアコン等の設備クレームでも『今すぐ直せ』『あと10分で来い』等無茶を言ってくる方が多く、それは無理ですと対応しているだけで1,2時話をする事もありそうなってしまった場合は、他の業務が一切行えなくなり、仕事も溜まり、疲労も溜まり、タメ息が止まらない状態になります。しかし、クレームも数をこなす事で、自身の対応の質も向上し対応時間が少しずつ少なくなりますので、それまでは辛抱が続きます。初めて経験する方はそういったところで我慢が必要になってくると思います。また、賃貸や売買の営業でも無茶を言ってくるお客様がいらっしゃいます。例えば『敷金3ヶ月を1ヶ月でいける様交渉してくれ』や『毎月の家賃を5千円下げる様交渉して』です。その交渉が通れば問題ありませんが、あまりに無茶な要望はやはり通りません。それでもなんとかしろと詰め寄ってくる方がいらっしゃいますので、そうなった場合正直《他の不動産屋に行ってくれ》と言いたくなりますが、やんわり断り、帰っていただきます。そういった対応に時間が取られると非常に時間がもったいないですし、数字も上げられないので、上からのプレッシャーがあり、うんざりする時はあります。

そう、実は管理業が一番不動産屋としてはしんどいとかしんどくないとか。。

不動産業界に向いている人はこんな人

不動産業に向いている人はお金を稼ぎたいと強く思っている方がいいと思います。私が行っている「賃貸営業」「売買営業」でもお金は稼げて意欲が強い人が多い印象ですが、一番稼げるのはやはり、アパート建築の請負営業と思います。この仕事は契約が取れるまでは非常にしんどい思いをし上司からのプレッシャーも強いですが、契約が取れれば1千万、2千万と年収を稼ぐ人が沢山います。そういった所ですので、皆さん非常にお金を稼ぎたいと強く思っている方が多く、実際にそういった方が営業で契約を取ってきて、成績も上位におり、お金も稼いでおります。逆にそういった意欲が少ない方は契約が取れず、自然と退職していく世界ですので、やはり不動産業は我が強かったり、お金を稼ぐ意欲が強かったりする方、ガッツがある方等が向いていると思います。

体育会系のイメージが強い業界ですよね。ですが、今はITなんか絡めた営業も武器になります。

まとめ

今回は 30代男性の飲食業からの転職された方のインタビュー記事にしてみました。不動産業は大変というイメージがついて回りますが、成果を残している人も多い業界です。僕みたいに学歴がなくても、給料欲しい!みたいな人にはぴったりかもしれませんね。笑

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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