ここ数年で一気に流行したDIY。
自分で家具や棚を手作りアレンジして自分らしさが気軽に楽しめる為、女性を中心に需要が高まっているように思います。
DIYは穴を空けたり、壁に貼り付けたり、、。
借り物の賃貸という空間でDIYは可能なのでしょうか?
賃貸は原状回復が基本
賃貸のおける大原則です。借りた物は借りた状態で返しましょうというのが大前提です。
なので、むやみに傷をつけたり、もともとあった設備を入れかえたりというのは原則不可。という事になります。
最終は部屋の明け渡しの時にバレなければOKという解釈でもあながち間違いではないですが、部屋に傷をつけるという事はそれなりにリスクが発生するという事です。
押しピンはOK?釘はNG?
原状回復について、調べていると、押しピンは大丈夫で釘はNGというような表記もありますが、これは名文かされているわけではないので、鵜呑みにはできません。
押しピン、画びょう程度の穴は、退去時に発見されにくいという意味でOKという事になるかと思います。
また、壁紙は何かをはったりすることにも弱いので注意が必要です。
セロハンテープなどでも物によれば、はがす時に大きな傷ができてしまう事があります。
それでもDIYがしたい
マンションではまだまだ少ないですが、戸建て賃貸のDIY可物件というのはそこそこ目に留まるようになりました。
DIYを思う存分楽しみたいという事であれば、戸建ての選択肢も考えてみて下さい。
マンションでどうしてもDIYしたいという事であれば、まずはあらかじめ了承を取るのが一番いいかと思います。
また、一部屋のクロス1面は1万~2万程度です。張り替えるの前提で思い切ってしまうのも手かもしれません。
まだ賃貸には設備に応じた償却期間というのがあります。
壁紙クロスの償却期間は6年
単純にいうと、6年住んでしまえば、クロスは家主さんの方で全額負担して変えてね。という事です。
長く住む前提という事で考えれば、費用の事も考えて多少クロスを汚したりすることも検討してみていいかもしれません。
ただ、この辺りは家主さんとの付き合い方もあるので、最初に確認を取るのがベターだと思われます。
大きな穴をあけたりするのは、直すのも大規模な修繕になるので賃貸ではまだまだ難しいのが現実です。
書く、貼る、くらいのDIYであれば状況に応じて可能。というのが今の現状でしょうか。