大阪のとある不動産営業です。
保証会社は今や賃貸契約とセットで契約する事になるので、避けては通れないものになってきましたね。
ほとんどの物件では家主や管理会社指定の保証会社を使うことになります。
今回はブラックリストの賃貸保証について書いていきたいと思います。
保証会社とは?
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保証会社は3種類
保証会社には大きく分けて3種類あります。
独立系の保証会社
LICC協会系の保証会社
信販系の保証会社
です。
保証会社の審査基準、内容
この辺は不動産屋としての、経験からくる憶測に近いですがどんな感じで審査をしているのでしょうか。
まず大事なのが保証会社はLICCという保証協会の設立しています。この保証会というのは簡単にいうと、会員間では情報を共有しています。ホームページにもこんな記載があります。
会員が登録する情報は次のものです。
氏名、生年月日、旧住所、電話番号、免許証番号等の個人特定番号、
保証対象物件名・部屋番号、保証対象物件住所、保証開始日、月額賃料、
保証終了日、入金額、代位弁済残高など
情報の登録期間は保証委託契約の終了から5年間(滞納があった場合は債務が消滅して5年間)です。
早い話が、LICCに加入している保証会社を利用した事がある人はデータが参照されるという事です。
利用した事で、毎月何もなく、契約を終えていれば、審査上はプラスに働くと考えられますし、滞納等があれば、マイナス、むしろ、その保証会社の審査は難しいと思っていいでしょう。
LICC会員 一覧
全保連株式会社、アーク株式会社、アルファー株式会社、株式会社近畿保証サービス、興和アシスト株式会社、ジェイリース株式会社、賃貸保証サービス株式会社、ニッポンインシュア株式会社、ホームネット株式会社、ランドインシュア株式会社、株式会社オリコフォレントインシュア、株式会社レジデンシャルサービス、エルズサポート㈱
ここに加盟してない保証会社は、完全独立で独自の審査を行っている。という事です。
自社のみの情報を参照しているので、過去にその保証会社を使ったことがない人は内容に問題がなければ、審査の承認があります。信販情報も参照しません。
LICC系の全保連などで、過去に家賃滞納等があったとしても加盟店じゃない保証会社はそれを調べる事ができません。
CICの参照が出来る保証会社
ここで大事なのが、ブラックリストというのは、どうやって調べる事ができるのか?という事です。
CICと呼ばれる「個人信用情報機関」に登録されている情報をみて、調べる事が出来ます。
ブラックリストとは
CICの情報において、連続で滞納(3か月程度)があったりすると「異動」と記される事があります。これが載ってしまうとまず、信販系の審査は通りません。すなわちブラックリストに載った。という状態になる訳です。このブラックリストという判断は各社によって違ってくるので、連続3か月、年間で4回など、信販情報に傷があればあるほど、審査は通りにくくなると思われます。
即ち、ブラックリストだったとしても、CICを見られなければ、審査に影響はない訳です。
信販系保証会社の事ですね。オリコ、ジャックス、関西VISA,ライフあんしんプラス、エポスカードなど、、この辺は信販系なので、審査はまず否決でしょう。
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否決の場合はこちら 保証会社が否決の場合はどうしたらいいの?
ブラックリストが保証会社を通す方法
これは上記でも説明した通り、とっても簡単です。
信販系保証会社を避けて審査をすればいい訳です。今でいえば全体の8割以上はLICC系か独立系なので、そんなに怖がることはありません。
信販系保証会社を使ってくるところは、ほとんどの場合すべり止め用で別の保証会社を利用しています。