40代男性 パチンコ業からの不動産転職
不動産業に転職しようとおもったきっかけは?
パチンコ店でアルバイト勤務していたのですが、パチンコ店の経営不信になってきて、これから将来どうしようと考えていた時期に、不動産営業をしていた先輩から、紹介されました。正直、当時、不動産業をやってみたい希望は薄かったのですが、正社員として働きたいと思っていたのと、当時のインセンティブがとても魅力的でした。
何を使って不動産業に転職されましたか?
前述しましたが、サイトや情報誌などは利用しておらず、知り合いの紹介です。
不動産業のやりがいはなんでしょうか?
現在も就業体制も名残はありますが、ほとんどのお客様も生涯で一番高いお買い物に携わる事の希少性と、ご購入頂いたお客様は購入後もお付き合い頂けるケースがとても多くなり、深いつながりが出来る事が大きいと思います。ご購入頂いたお客様のご兄弟が買う時にご紹介を頂いたり、仕事場の同僚が買うからとご紹介を頂く事が多いです。更に、勤務する会社にもよりますが、不動産営業ならではの歩合率の高さも営業マンとしての評価の対価として大きい魅力だと思います。私は、入社3年目で、「宅地建物取引主任者」(現在は、宅地建物取引士)の資格を取りましたが、この不動産の登竜門ともいえる、資格を取ることで、将来的に独立の道も大きく開ける事も業界ならではなのではないでしょうか?年に1回の試験ではありますが、合格すれば、名刺にも記載出来、お客様に対しても、より大きな信頼を得る事ができます。若くして、社長になりたい人は、業界的にいいのではないのでしょうか?IT系の業界も独立志向の方が多いイメージですが、特別なスキルというか技術が必要で、敷居が高い気がします。不動産業で言えば、先ほどの宅建士の資格は取った方がもちろんいいですが、最悪資格を持っている人を雇えばいいという方法も採れるので(人件費が必要ですが)独立しやすい業界といえると思います。不動産業のノウハウを覚えてしまえば、場所が変わっても周りの人的環境が仕事が続けられるメリット課と思います。
不動産業界のしんどい所を教えて下さい。
まず、お客様商売全般的にそうかと思いますが、人が遊んでいる時は、基本仕事ということが挙げられます。土日は、出勤で、平日でもお客様に物件紹介の電話をするにしても、お客様が帰宅したであろう、午後8時過ぎ、お客様によっては、午後9時過ぎにならないと電話がつながりにくい方もいらっしゃいます。何しろ、自分の帰宅時間は遅くなりがりです。お客様との電話が終わってから、各顧客へのメール作成、資料作成、会社内での事務作業、上司への報告書作成、明日の準備などなどやる事は山ほどあります。例え、今月の成績が良くても、これだけやれば少し、ゆっくりしても大丈夫という事はなく、上司に尻を叩かれます。月が変われば、営業成績も0にリセットされるので、気持ちを入れ替えて、今月の頑張らねば・・・。不動産業に限らず、営業職全般でそうだとは思いますが。昔と比べると、インターネットの普及により、我々よりもお客様の方がより詳しく建物の事や、建築設備の事、地震対策、税金、銀行ローンなど日々の勉強の積み重ねが、より重要になってきていると思います。生涯に一度あるかどうかのお買い物で、量販物品でない商品を取り扱いしているので、営業マンへの信頼をなくしたら最後、絶対買って頂けません。ですから、お客様からのご質問一つ、確認事項一つ、気軽にさらっとは答える事を控えています。だからといって、返答のスピードが遅くても良くないですから、レスポンスの良さも重要です。数ある営業会社・営業マンとの差別化を図る事が重要であると思いますので、日々の積み重ねで契約をつかめるかどうかの境目です。
不動産業界に向いている人はこんな人
良くも悪くも、心の強さがとても重要かと思います。多少アクが強く、押しの強い人の方が、成功している人が多い業界で、将来独立して社長になっている人が多いと思います。その方が、対お客様にも強い印象を与える事が出来ます。当たり障りのない人より、断然いいです。10人中7人に嫌われても、3人に気に入られて、家を購入して頂く事が出来れば、商売として成り立ちます。根拠がなくてもいいので、自分に自信がありバイタリティーあふれる人は不動産業は向いています。結構、不動産業の横のつながりが強いので、人の面倒見がいいとか、義理固い人も以外と高評価です。このご時世ではありますが、基本的な人となりが仕事に繋がりやすく、悪い噂はすぐにひろがりますので。
まとめ
今回は 40代男性転職された方のインタビュー記事にしてみました。不動産業は大変というイメージがついて回りますが、成果を残している人も多い業界です。僕みたいに学歴がなくても、給料欲しい!みたいな人にはぴったりかもしれませんね。笑