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お部屋探しは妥協が大事?皆はどんな所を我慢した?

こんにちは、大阪の不動産営業です。自分が気に入った部屋を探すのって難しいですよね。
そうですね、色々見ちゃうと、どれも一長一短あって選べない、、。
今回の記事では、お部屋探しの妥協について記事にしてみました。

お部屋探しはどこで妥協するのか

お部屋探しは人生で何度もする事ではないので、出来る限り納得のいくものを見つけたいですよね。もっとあるんじゃないか?もっと見たい。という心理が働くのは仕方のない事でもあります。

100点満点の部屋存在しない

ここを割り切れるかがとても重要なのですが、100点満点の部屋はない。と思って探す事は大事です。

気に入る物件は家賃が高いし、家賃が安い物件は、気に入らない。

部屋探しの要素は 家賃と間取りと立地。なんて言ったりもしますが、この3つを全て希望通りに叶えるというのは難しいのです。2つ希望通りであれば、万々歳くらいの気持ちで探せるといいですね。

家賃と、物件が気に入る物件は、希望の場所でない所にあったり、

物件と立地は気に入っても、家賃が高すぎたり

家賃と立地はばっちりなのに、古すぎたり。という感じです。

物件も無限にある訳ではない

都会でもそうですが、物件というのは無限にある訳ではありません。そんな中で、希望を2.3とかなえようとするとあっという間に物件数は絞られてくる訳です。不動産の営業マンはこういった状況をうまく伝えないといけないのですが、借り手からすると、まだまだ探したりてないんじゃないか?と思ってしまう訳です。

妥協ポイントをうまく探す事が良い部屋を見つけるコツ

筆者の過去の体験談として、部屋探しを2年以上している人がいました。

ネットにはたくさんの物件の掲載があるのに、自分にぴったりのものがない。という事を思い込んでしまった結果です。ネットの物件はサクラの掲載もありますし、たくさんの業者が同じ物件を掲載したりするので、物件数が多く見えてしまいがちです。

なので「こんなに物件はあるのに、私の希望に沿うものはないのか?」という理想ばかりが高くなってしまいます。こういった状況を回避するためにも大事な所は貫いて、妥協できる所は、諦める。という事も大事になってくるわけですね。

皆はどこを妥協した?部屋探し体験

部屋の広さにはこだわりませんでした

初めて親元を離れての一人暮らし。
そのメリットは、やはり縛りがなくなり自由になることですよね。しかし、初めての一人暮らしなので、どの間取りが暮らしやすいのか、実際に経験してみないと分からないものです。
一般的には、一人暮らし向きの部屋は1Rと1Kですが、広い部屋に住んでみたい願望もあります。
ですが、部屋が広ければ広いほど、どうしても家賃が高くなってしまいます。
家賃を安くするコツは、専有面積が狭い部屋に住むことですが、部屋を選ぶ時はこんなに狭くても大丈夫なのかなと疑問点は確かにありました。
部屋選びの段階では、1Kと1DKの間取りが候補に挙がりましたが、下見をしたらその疑問点は解消されたのです。
直感的に引っ越しする前に要らないモノを断捨離すれば、解決できると思いましたね。
契約でお部屋を決める時には迷わず1Kの物件にしました。
その結果として、1DKと比べ家賃が15,000円安くできたので、生活にも余裕が出るなど相乗効果もありましたよ。
ですので、お部屋を選ぶ時は妥協が安く借りれるコツですね。
その物件には、約4年間住んでいましたが、むしろ実家の部屋よりも広かったので、妥協して正解だったです。

築30年以上、駅から徒歩17分の古いアパート

築年数が多いせいか、ドアノブが緩かったり、ドアの隙間風がひどかったり、浴室ドアノゴムパッキンが剥がれていたりと、老朽した箇所はところどころ見られました。
しかし、内装塗り直しの改装がされていた為に見た目はとても綺麗で広さもあり、東京23区内の割に家賃が安いので、古い木造アパートである点は妥協できました。
駅からは遠く、最寄りでも早歩きでも17分はかかっていました。自宅から駅までの移動手段は徒歩だったので、毎日の通勤に17分は遠く、駅から職場まで、乗り換えありで1時間以上かかることは、私にとっては悩みどころでした。
しかし、最寄り駅は交通の弁が非常にいい池袋駅までは出やすく、快速列車の停車駅でもありました。職場が変わっても応用が利くので、考えようによっては悪くはない、と思いました。
また、徒歩17分も、毎日往復で30分以上ウォーキングができるとプラスに考えれば、デスクワークで運動不足になりがちな私にも健康的であると思い、その賃貸物件に決めました。

駐車場に関して

契約したアパートは2LDKで3万円台と、居住地の群馬県前橋市の相場からいっても非常に安価でした。ただし事前確認の際に駐車場のスペースが非常に狭く、運転技術がないと満足に駐車ができないことが懸念されました。ただし、隣接する敷地が広めの駐車場であるため、その看板にある電話番号に電話して現在駐車することができるのか確認しました。また、仲介業者に駐車スペースが狭いことを告げ、対応策があるのか相談したところ、必要があればアパート大家が所有している駐車場が徒歩数分のところにあるので、そこを使うことは可能である旨確認をしました。このような確認をしたうえでアパートの契約をしましたが、実際に住んだところ。車を所有していない住民もいたため、駐車場の一部が車の切り替えしに使用できました。このため事前に想定していたほど駐車が難しいということはなく現在も住んでいます。

部屋が狭いことは妥協しました

仕事で忙しくしていた私は、とにかく職場に近いところがいいと思っていました。そのため、交通で便利な場所がいいと思っていたのです。仕事をして帰って寝るという、そんなことが多いのでそれで十分と思っているところがありました。そのような私は一人暮らしで、妥協をする点というのはなんといっても部屋の広さです。広いと気持ちがいいのですが、部屋で過ごす時間が少ないのでそのことから狭くても便利に通勤できるところを優先しました。その結果、とても良かったと思っています。
部屋が狭いということは、休日はくつろぐことができませんがほとんど自宅にいることがなく外出するのでそれは気になりませんでした。仕事を中心に考えていたところがあるので、そのときには一番便利さというところがいいですね。通勤で遠いと生活自体が疲れてくるからです。

歩くのなんてなんのその!

夫の転勤で、土地勘のない場所で部屋探しをすることになりました。駅まで10分程度で行けるところを探しましたが、気に入ったマンションは徒歩15分。毎日の通勤にこの5分がどれだけ影響してくるか、判断に悩みました。近くにバス停があるので、荷物が多い時や悪天候の時はそこを利用するとして、一番譲れない条件としていた採光を優先することに。家族の中で日々影響を受けることになる夫にしても、平日の生活の中で運動量が少ない職種のため、ウォーキングがてらの通勤は、むしろ体に良いようです。治安の良いエリアでもあり、さほど交通量が激しくもないので、夜の徒歩にも不安は無いとか。星を眺めながらの帰宅はよい気分転換になっているようです。会社での健康診断でも数値が改善されており、やむを得ずの妥協のつもりが良い効果に。たまのバス利用も負担になるほどの額でもなく、台風の時にもスーツを台無しにすることなく通勤出来ました。

駅から歩いて10分を望んでいたが、20分の物件に決めた理由

結婚して妻と2人で暮らす時になったとき、お互い仕事をしていたので、なるべく駅に近いところに住もうと話し合い、駅近物件を探し出しました。場所は東京の町田駅です。ただ駅に近い物件はそれなりの金額になってしまい、当初想定していた金額の1万円ほど、高い家賃でした。それでも諦めずに物件を探していたところ、とても親身になってくれた不動産会社の方が、駅から20分の物件を紹介してくれました。もちろん駅近物件を求めていたのは承知していたのですが、進めてくれた理由はこんなり理由でした。①駅から物件までまったくの平坦な道②間取りが3LDK③築3年④家賃も想定していた金額というものでした。たしかに坂があったりの、10分と平坦な20分であれば、自転車通勤を想定していたので、ありだなと思い、物件を見て一目で決めました。実際の通勤をどこまで想定しているかで、妥協点は増やせると思いました。

陽当たりを妥協する

普段仕事をしていると、一人暮らしの場合は昼間、自宅にいる時間はありませんし、休日も出かけてしまうので必然的に自宅での生活は夜がメインとなります。
陽当たりを優先すると、賃貸物件は好条件の立地であり、高層階が必須となり、家賃が必ず高額となります。陽当たりが悪いと困るのが、洗濯物の乾きや室内の湿気でカビが発生したりと問題もあります。ただ現代の電化製品は優秀で室内の温度や湿度管理はエアコンで出来ますし、洗濯物は洗濯機が乾燥までやってくれますので問題ありません。陽当たりの悪い物件は、駅近にも多く存在し、住宅やマンションが密集した2階以上でも家賃が安く狙い目です。
陽当たりという一見健康を害しそうな条件は、住む人の生活習慣で全く問題なく除外できると感じます。夜間勤務で日中に寝る方なんて逆に好都合なのではないでしょうか。

学校環境最優先で、築年数は我慢

それまで住んでいた公団住宅が手狭になり転居を考えた時に、まず一番に優先して考えたのが、小学生の子どもの学校環境でした。新設校で設備も新しく、レベルが高い、生徒たちも落ち着いていると評判の学校、そこから転校しないで済む場所に転居したいと考えて部屋探しをしました。
見つけたマンションは、場所も間取りもよかったのですが、一番の難点は築年数が25年と古かったことでした。中を見学させてもらっても、フローリングも古臭いし、窓は障子だし、室内の扉なども何となく古びています。
ですが交通の便利もよく、緑も多い環境。築年数以外のことは何も言うことなかったので、そこは妥協することにしました。
住むにあたって、許される範囲の工夫をしました。フローリングについては上等のカーペットを敷き、窓は障子を外してカーテンレールを買って来て取り付け、きれいなカーテンを取り付けたり。古びた箇所にはタペストリーなど飾って目隠しにしました。
それから、中は古びていましたが、築年数の古い建物ってなかなか重厚感があり、また外壁のリフォームが少し前に行われたところでしたので、外からの見た目はなかなか立派、ですので住み始めてからは不便を感じることもあまりなく、子どもにとって良い選択となりました。

たくさん住んでいて人の目があるのもいい。

15年近く前、一人暮らしするところを探していました。心の中でひそかに望んでいたのは「戸数が少なく、目立たないところに建っている」コーポ。隣近所の人に気を遣わなくて済む場所でひっそりと暮らしたかったんです。けれどもまず予算とエリアだけで不動産屋さんに問い合わせたところ、2軒のコーポしか選択肢がない状況だと明らかになりました。結局その内の1軒に。実は実際に住んでないコーポの方が、まだ「戸数が少なく、目立たないところに建っている」感じでした。決めたコーポは「2段ハーモニカ」みたいにたくさんドアが並んでいるワンルームコーポで、住宅街の真ん中に建っていて、とても目立っていたんです。どうしてこちらに決めたのでしょうか。実は決めなかった方にはエアコンが付いていませんでした。値段も少し高かったです。何よりも決め手になったのは、決定したコーポの隣のコーポには年上の友人がご夫婦で住んでいました。それは親を安心させる要素かなと思いました。ワンルームなので、普段家にいる人も少なく、軒数は多いもののあまり窮屈に感じることはありませんでした。

キッチンの作りが惜しかった物件

以前住んでいた賃貸は、3LDKでどの部屋もきちんとドアで仕切られていて、子供と家族3人で暮らすには十分な物件でした。
ただ一つ、この物件で私が妥協したのがキッチンです。
本当は、リビングが見えるオープンキッチンか、カウンターキッチンが理想的だったのですが、この物件は独立型でした。
なので、キッチンに入って作業するとリビングの様子などが見えなくなってしまうのですが、そのほかの間取りや日当たりのよさ、そして子供が通う幼稚園や小学校が近く、公園やスーパーも充実しているという条件は理想的だったので、キッチンは独立型でしたが妥協してそこに住むことに決めました。
実際住んでみると、料理中に子供に何度も呼ばれてその度にキッチンから出て見に行くというちょっとしためんどくささはありましたが、特に不便と感じることもなかったので結果まぁよかったのかなと思いました。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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