不動産用語

広告料とは?(賃貸編)

広告料は賃貸の契約締結時に貸主側から支払われることになる金銭です。
通常、業法では賃貸契約における不動産屋の報酬は貸主借主合計で家賃の一カ月となりますが、それとは別に特別な広告にかかった費用として金銭を支払う事を可能としています。これを広告料といいます。

具体的にいうと、不動産屋はお客さんを探す為に、チラシを作成したり、各種ポータルサイトに掲載をします。そこに費用がかかるというニュアンスになり、それを補填する意味で広告料をだしているということになります。

現状での意味合いは、特別な広告にかかった費用としてではなく、賃貸の契約時に仲介手数料とは別に報酬として貸主から仲介の不動産屋に支払われています。
またこの広告料に関しては上限に制約がないので、各オーナーごと、物件ごとに金額が違います。そうなると必然と価格競争となり、広告料の高騰がおこります。

※業務委託費、バック、AD、業務斡旋手数料な、企画料など、地域や不動産会社によって、呼び方が違う傾向にあります。おおむね、広告料という事でどの業者も解釈しているようです。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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