大島てる

大島てるの嘘、デマ情報はあるの?信憑性は?

お部屋探しをする時に「大島てる」というサイトを見る事があるかもしれません。もちろん、僕も不動産営業として仕事をしていれば、お客さんからも聞かれますし、自分自身も見たりします。 この「大島てる」というサイトの内容について、検証してみたいと思います。

大島てるの嘘とデマに注意

不動産営業をしているとお客さんとの話で「事故物件」って実際存在するんですか?と聞かれる事はよくあります。

もちろん、存在しますし、案内だって何度もした事があります。また事故物件すなわち、心理的瑕疵と呼ばれる物件は都会であれば、あるほどに、その辺にゴロゴロある訳です。

そんな内容を集約している、このサイトですが、日付、内容なども事細かに記されている事もあり生々しい記事がいくつも出てきます。自分が住む所が、殺人があった。となると普通は嫌ですよね。

僕らも見る事はありますし、お客さんと一緒に見たりする事もあります。

まず、大島てるに限らずネットをする上で、注意してほしいのが、「掲載してある情報は全て真実ではない」という事です。誰がかいたのか、誰でも書けるのか?ソース(情報源)はなんなのか?という事がとても重要です。

大島てるでいうと、誰でも書き込みが出来るサイトであり、それを細かく精査する人もおらず、偽情報、デマ、情報と思われる物件もかなりの数存在している事が分かります。

家主さんへの嫌がらせか!という内容も正直あります、、。

実際にはそんな事件事故がなくても、誰かが書き込むことによって、閲覧する人がいて、遠回しに不動産の価値を下げる要因の一つにはなります。

僕個人の話であれば、部屋探しの申込まで進んだ方が「大島てる」を見てキャンセルされた。という事があります。それに関しては同じマンションの別の階数、別タイプの部屋で室内で死体が発見(老衰)という、大島てるの内容だったのですが、家主さん、管理会社に聞いても、「そんな事実は全くない」という事で言われてしまいました。(具体的に調べて貰ってもよいという事までいわれ、、。)

ただ、お客さんから見ると、実際にあった事件の様には見えます。たがだか、15文字程度の書き込みですが、自分が住もうとするマンションで何かしらの心理的瑕疵があるのは嫌ですよね。

結局このケースではそんな事実はなかったものの、お客さんからすると気持ちが悪いという事でキャンセルになりました。しぶしぶ別の物件で契約をすることになったのですが、デマであろう情報でせっかくの部屋探しが台無しになってしまったケースもあるのです。

不動産営業と事故物件と大島てると

大島てるという名前が業界でも知れ渡っているため、今や不動産営業も大島てるは営業ツールとして使っている部分があります。

全項目でかいてあるように、本当かどうかわからないけど、大島てるに載っている物件は、キャンセルを食らう可能性がある為に、避けておく。という傾向もあるのではないでしょうか。

もしくは予め、大島てるに載ってますね~なんていう一言を自ら言っておくだけで印象も変わります。

お部屋探しをする人は基本的には事故物件に住みたくない訳です。

不動産屋側からしても、事故物件を進んでお勧めする訳ないのです。というか、事故物件という事を隠して内緒で契約。なんてことはするハズないのです。これが重大な業法違反ですし、告知義務を怠るというのは賠償責任の話にもなってくるからなんですね。

もちろん、契約前の重要事項説明で、事故物件などの心理的瑕疵、その他告知しておくべき事項については書面と口頭で説明をしなければなりません。

大島てるの信憑性や信頼度

このサイトを注意深く見ると、本当っぽいな~っていう記事と、っていう事を聞きました。みたいな明らかに噂レベルの記事が多い事に気づきます。一般ユーザーからの書き込み可能と言う事は即ち誰でも書き込めるわけです。

中には、不動産営業マンの方が言ってました。という内容を見かけます。不動産営業マンの言うことほど信憑性の低い言葉はありません。笑

おとり広告だったり、決めて欲しくない物件だったりすると、わざと「それ事故物件で、こうゆう事件があったんですよ~」なんて作り話をしょっちゅうします。これを聞いたお客さんが、よし来た!とばかりにサイトに書き込みする訳ですね。

このサイトを見ると、そういった書き込みをよく見かけます。

なので、そんな強大なリスクを背負ってまで、事故物件を内緒で契約はしません。

これは、家主、管理会社にも言える事です。

事故物件は安い。というメリットがあるがゆえに、こんなのもありますけど?という事で最初から事故物件という事を言ったうえで紹介するケースはあります。事故物件の相場はどれくらい?

大島てるのデマ物件を検証

と、いうわけでいくつかサイトから引っ張ってみました。

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↑阿倍野区の分譲マンションです。おそらくこれは、不動産営業がオトリ広告として使った文言をそのままお客さんが大島てるにかいたのかと思われます。賃貸契約が半年で終わるなんて聞いたこともないですし、途中から家賃が戻るなんてありえません。

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↑誰が載せたのか分かりませんが、住所までばっちり載せておいた、情報源が賃貸情報サイトっていうのは、、なんとも信憑性にかけますね。。

 

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↑ らしい、という噂レベルの話で掲載されてしまうと、所有者はたまったもんじゃないです。

 

9980

↑ただ、ただ、情報が古すぎ。逆にこの情報いる??ってなります。

という感じでちょろっとサイトを見ただけでも突っ込みどころ満載の掲載がいくつかありました。

もちろん、中には事細かに死亡者の名前まで出して掲載されいるものも有(おそらくニュース記事のコピペでしょうが、、。)記録として参考になるものもありました。

上手に使うと、部屋探しの味方になってくれるいいサイトですが、あまりに信じ込みすぎると、部屋探しの弊害にもなりかねません。

大島てるに限らず、不動産屋の情報には都市伝説的なデマや嘘情報が多いです。

まずは、信頼のできる営業マンを探して、納得のいく部屋探しを進めましょう。

大阪の事故物件

大阪、特に市内という事でいえば築20年以上たっているような建物は何かしらの心理的瑕疵がある可能性が高いです。エントランスで殺人が部屋で孤独死をしていた、屋上から飛び降りがあった。などなど、細かい事を言えばきりがありません。

もっと、言うと、大阪市は昔「大阪冬夏の陣」て沢山の死者も出ています。笑

どのレベルを事故物件と呼んでいいのか判断が難しいですが、ご自分の契約する部屋の情報が気になる人はやはり、近隣への聞き込み、またはネットでマンション名を検索してみる。という方法が一番信憑性が高いかもしれません。まー、、事件があったりするとマンション名を変更する事もしばしばあるのですが、、ね。汗

https://hudousan.osaka.jp/1811-obake/

 

 

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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