オリコフォレントインシュア
前身のリクルートフォレントインシュアから オリコフォレントインシュアになり、審査基準は業界でもNO1で厳しいと言っていいと思います。ただLICCを脱退しているので、情報共有の範囲は狭くなりました。
使用している所はそんなにないように思いますが、厳選された審査基準で沢山の申込者や不動産屋を悩ませる存在になりそうです。笑
一時期は積極的に審査の承認を出していたかと思います。ただ近年は、かなり厳しい審査をしています。後で記述しますが、不動産営業としてはかなり使いにくい、保証会社である事は間違いないです。
オリコフォレントの審査基準、内容
この辺は不動産屋としての、経験からくる憶測に近いですがどんな感じで審査をしているのでしょうか。
近年、増えてきた信販系保証会社ですが、普通の保証会社にはない、特徴があります。
・基本的に連帯保証人不要
・審査と同時にクレジットカードを作ったり、家賃の引き落としを行ったりできる
・審査がきつめである
信販系保証会社も色々とありますが、おおむねこんな感じの内容です。
カードを使ってポイントをためたりするメリットもあります。
---信販系保証会社---
あんしん保証会社㈱、関西VISA、ジャックス、オリコ、セディナ、アプラス、セゾン、エポスなどなど。
オリコは信販系の情報で審査をしています。
即ち、過去のローンやクレジットの利用情報を参考に審査をしているという事です。なのでブラックだったり支払い状況が悪かったりするともれなく否決となります。
ただ、近年の傾向としては、審査がきついと言われるオリコですが、バイトや自営、求職中でも本人のCIC情報が綺麗であれば割と承認を出す事もある。という事が言えます。
過去に 真面目にローンなどを返済してきている人は属性に関係なく 承認を出す事も増えてきているという事です。以前に比べると、、です。内容の悪い人は壊滅的に拾わなかったあのオリコが、、拾うんだ。。というケースが多々発生しています。
オリコフォレントインシュアはLICCという保証協会の会員です。→現在は脱退しているようです。
簡単にいうと、この保証協会の会員は情報を共有しています。ホームページにもこんな記載があります。
会員が登録する情報は次のものです。
氏名、生年月日、旧住所、電話番号、免許証番号等の個人特定番号、
保証対象物件名・部屋番号、保証対象物件住所、保証開始日、月額賃料、
保証終了日、入金額、代位弁済残高など
情報の登録期間は保証委託契約の終了から5年間(滞納があった場合は債務が消滅して5年間)です。
早い話が、LICCに加入している別の保証会社を利用した事がある人はデータが参照されるという事です。
利用した事で、毎月何もなく、契約を終えていれば、審査上はプラスに働くと考えられますし、滞納等があれば、マイナス、むしろ、その保証会社の審査は難しいと思っていいでしょう。
LICC会員一覧
アーク㈱、㈱アルファー、㈱アクアインシュア、㈱エルズサポート、㈱近畿保証サービス、興和アシスト㈱、ジェイリース㈱、全保連㈱、賃貸保証サービス㈱、ニッポンインシュア㈱、ホームネット㈱、ランドインシュア㈱、㈱ルームバンクインシュア
LICC加盟店の特徴としては
審査にはあまり独自性がなく、加盟店はほぼ、同等レベルの審査基準であるという事です。
オリコフォレントインシュアはLICCの加盟店ではないので上記保証会社で滞納等があっても調べる事ができません。
ただ、オリコフォレントが承認を出す傾向を見ると
社会保険証であるという事が優先的に重要視されているように思います。
ちなみに、、今までのケースでいうと、
年収1000万クラスの方で借り入れがある、という方で否決
勤続3年の看護師さんで保証人有でも否決。
そうです、、オリコは信販情報を超超重要視していると言えます。
他にも要因があったのかもしれませんが、はっきり言って、誰が通ってるんだ。という印象です。
ここ最近で通った人は、大手カメラ会社社員(トップシェア)勤続年数10年、保証人有でやっと承認取れた。という事がありました。
信販情報の遅れや事故、というのはCICなどにのる内容ですので、携帯やスマホの割賦、ローン、内容次第では奨学金もあてはまる事があるそうです。
他の保証会社ではめったにないですが、オリコは審査の段階で源泉徴収表を求められたりします。クレジットカードを作るときの審査くらいのイメージです。
保証会社あまり、年収等を重視してないところが多いですが、オリコは勤務先の在職確認や、収入などもしっかり確認しているという事ですね。自営の方などで収入が上がってないという人は審査が厳しいと考えていいかと思います。
https://hudousan.osaka.jp/%e8%b3%83%e8%b2%b8%e3%81%ae%e4%bf%9d%e8%a8%bc%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%af%e5%b9%b4%e5%8f%8e%e3%81%8c%e9%87%8d%e8%a6%81%ef%bc%9f/
過去に滞納等事故があると、完済していても事故扱いになってしまうので注意が必要です。
オリコフォレントの保証会社は普通の人でもなかなか承認が取れないので、オリコのみしか保証会社を受け付けていません。という物件はないように思います。最初はオリコの審査通して、ダメならほかの保証会社も行きます。という所ばかりです。
逆に保証会社はオリコしかダメ。という所は営業チャンスを逃している可能性が大です。
オリコフォレントインシュアが落ちる理由
いきなり否決となるケースは一つしかありません。オリコフォレントはCICなど信販系の情報は審査に使うので俗にいうブラックという状態では審査が通りません。
まず、前提として保証会社は否決回避できる内容であれば、提案をしてきてくれます。
社会保険証は有りますか?収入証明はでますか? という感じで提案をくれます。
これもない状態で否決の回答が来る場合はまず間違いなく、ブラック状態である。場合がほとんどです。
過去のローンや、クレジットカード。近年では奨学金なんかも登録対象になっている事があるので注意が必要です。
特に、ほとんどの人はスマホを割賦で買っていると思いますが、払い遅れや滞納があると審査的にはかなりマイナスとなってしまいます。
否決の場合は審査結果の返信も超高速で返ってくるので分かりやすいですね。たまーに電話確認までいって否決になる事がありますが、、。
オリコフォレントインシュアが落ちた後に考える保証会社
信販系の保証会社で否決になったという事は信販系の他の保証会社全てアウト、という事になります。ジャックスとかライフとか、、ですね。
なので、ブラックだけど他の保証会社を利用する自体は初めて!家賃は滞納した事がない!という人は信販系ではない保証会社の利用で承認が取れます。
LICC系や独立系の保証会社で審査をしてもらえるように、管理会社や家主に相談しましょう。基本的には家主や管理会社もせっかくの入居希望者を取りこぼしたくないハズです。
状況を把握して事前に保証会社の選定をする
ほとんどの物件でいくつかの保証会社を選べるようになっています。
まずは、信販系やLICC系で審査をして、ダメなら独立系で行きましょう。というパターンもありますし、何処かで通ればいいですよ。っていう所もあります。
ですが、審査という意味で言えば、否決!となるのは、萎えますよね。家主や管理会社も何かがあった人なんだな、、という事で察する訳です。
こういった微妙な空気を避けるために、事前に担当の仲介営業には状況を伝えておくと無難です。そうする事で、最初から独立系で審査をかける事も出来るかもしれませんし、物件の選び方も変わってきます。担当の営業が保証会社の区別をちゃんと出来ているかという所も、、考えないといけませんが、、。
オリコフォレントインシュアの保証料
保証会社全般に言える事ですが、保証料や更新料をおおやけにしていない事が多いです。オリコも例外ではなく、現在のホームページにも分かりやすい記述がありません。
これはなぜかというと、
保証料は時代によって変動がしやすい為、あえて記載していない。
保証料は不動産屋のマージンの設定や保証内容によって、差が出てくるので掲載してない。
この二つが大きな理由です。申し込みをする代理店となる不動産屋によって、保証料が違う可能性があるという事ですね。
オリコフォレントインシュアを通す為に
オリコは、信販情報までみています。
なので、スマホの割賦であったり、ローンの滞りがあれば否決になります。なので、クレジットがブラックだから、、などどいう理由で否決になってしますんですね。
今ご自身の状況、過去の保証会社の利用の有無を検証して、通るか通らないのか、、通りそうにないのであれば、保証人をお願いできる方がいれば、お願いしましょう。