保証会社 賃貸

賃貸保証の連帯保証人と緊急連絡先の違いについて

こんにちは。大阪の不動産営業です。

今回は保証会社の連帯保証人と緊急連絡先の違いについて記事にしました。

連帯保証人と緊急連絡先

賃貸契約を結ぶ時は連帯保証人とつける事が一般的でしたが、保証会社の利用により、連帯保証人は不要でも可という物件も増えました。

保証会社が連帯保証人としての役割をしてくれるという事ですね。

保証会社とは?

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貸主からすると保証会社に加入しておいて貰えれば、賃貸に係るリスクというのは9割方解消される事になるので大きなメリットになる訳です。

緊急連絡先って何?

保証会社の審査は連帯保証人をつけてもいいですし、つけなくても構いません。もちろん審査なので、連帯保証人を付けている方が承認は取りやすいですし、保証料なんかも安くなることが一般的です。

基本的には連帯保証人をつけずに審査をしても通ります。

そして、連帯保証人をつけない場合に必須となってくるのが、「緊急連絡先」というものです。

この緊急連絡先というのはどういった物なのでしょうか?

緊急連絡先は保証責任は一切ない

連帯保証人とは違い、緊急連絡先には家賃の滞納した時の保証責任は一切ありません。

連帯保証人の場合は、家賃の滞納など、賃貸契約上で起きた債務を全て保証しないといけませんが、緊急連絡先は全く関係ないと言っていいです。

賃貸の契約者や保証会社との委託契約書に記名捺印する必要はありませんし、今までそういった契約書には出会った事がありません

なぜ緊急連絡先が必要なのか?

これは、保証会社的な最終手段という事になります。

契約者に連絡がつかない、生存の確認がしたい。などの場合の確認がしたい場合の連絡先という事です。

ですが、緊急連絡先の人は一切責任はないので、かかってきた電話に出る事も、質問に答える事もある程度自由でよいかと思います。

緊急連絡先には審査時に確認電話が入るのか?

これはほとんどのケース、保証会社で入ると思った方がいいでしょう。

いざ、緊急連絡先に電話を入れても申込書に書いてるある番号が間違っていたとなっていると元も子もない為です。

審査時には緊急連絡先にも確認の電話が入ります。ですが、その電話は、保証会社の固定電話から賃貸契約の確認として電話が入る事もありますし、携帯電話からつながるかどうかだけを確認するという方法もあるようです。

この辺は保証会社によって変わるので、審査時に相談してみてもいいかもしれません。

まとめ

賃貸契約の時に、緊急連絡先として名前を書いていいか?なんて聞かれると、なにか責任が生じてメンドクサイ事になりそうだし、断りたくなる気持ちも分かります。

ですが、緊急連絡先というものは一切そういった責任はなく形だけのものである事が多いです。

例えば、女の友人の携帯番号を書いて、氏名にお母さん(身内)の名前で書いて電話取る人が女声であれば、審査的にはそれ以上詮索してくることもないので、支障はありません。(契約上は虚偽の申告になるのでやめましょう)

連帯保証人は無理だけど緊急連絡先なら、、という事であれば、受けてあげてもいいかと思います。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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