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近畿レインズって不動産業者が皆使ってる?

部屋探しをしていると「近畿レインズ」という言葉を耳にする機会が増えるかもしれません。不動産業界の中では当たり前に使えるシステムなのですが、どういった事が出来るのか、詳しく解説します。参考URL「近畿レインズ」(ログインは出来ませんよ。笑)

レインズは不動産業者のポータルサイト

基本的には、募集している物件を不動産業者に公開する為のサイトです。家主さんから部屋付けを任された物件情報をレインズ上に公開して、他の不動産業から問い合わせをして貰います。すっごくざっくり言うと不動産業者間にあるポータルサイトみたいなものです。(suumo、homes、いい部屋ネット、yahoo不動産みたいな)

業法上は、物件情報を預かった場合はレインズに情報公開をしなければいけない。という事になってます。まだまだアナログな業界の為、実際に登録されずに募集しているケースも多いように思います。
ただ、大阪に関していえば、8-9割がたの物件情報がこのレインズで見れると言っても過言ではないでしょう。もちろん、個人オーナーの物件は見る事は出来ませんが。

空室の共有化が可能に

ネット環境があれば、どこでも使えるレインズは、不動産業者ごとにパスワードがあります。ログイン出来れば、天王寺にいながらにして吹田市や、豊中市の物件情報をたやすく手に入るのです。このレインズが発達してくれたおかげで不動産業者開業が物凄く楽になっています。普通の商売で言う所の仕入れ作業がないようなものなので、、。

また、レインズの別の使い方としては、過去の成約事例を見たりする事も出来ます。過去の成約事例をみる事で「この物件家賃下がったなー」とか、「過去にこの家賃で契約してるから交渉出来るかなー。」という事を検討出来たりします。

ただ、いかんせんこのサイトは、使用する人にやさしくない仕様になっており、最初見るだけではどこに何が書いてあるのかさっぱり分からないサイトなのです。笑
微々たる課金で使用できるレインズというサイトは不動産業者にとってはなくてはならないサイトになりつつあります。

レインズと「けんさくん」

あと、似たようなサイトで有料コンテンツの「けんさくん」というサイトがあります。このサイトは一般ユーザーと一緒に見ながら営業が出来るように作られており、だいぶ見やすいサイトです。
ですが、個人の使用感としては「情報の更新が遅く、成約済みの空いてない物件ばかりが載ってしまっている」というイメージがあります。(改善されてたらごめんなさい)

あなたが部屋を探す時に、どこの不動産屋にいったらいいんだろう~なんて思ってるかもしれませんが、その不動産は必ずレインズの情報を使ってるので、、まぁ、、大差ないんですけどね。

 

近畿レインズを使うのはもちろん、業者だけですので、一般の人は使う事ができません。

IDとパスワード必要です。そうです、IDとパスワードが必要です。逆をいうと IDとパスワードがあれば誰でもどのパソコンやスマホからでも入れます。

なので、不動産屋を辞めた人たちは覚えてるIDとパスワードでレインズに入って物件見てるっていう人、、意外と多いと思います。笑

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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