不動産営業で稼ぐ人になる!有利な資格一覧
資格がなくても稼げる、それが不動産営業
まずは前提として、不動産営業は無資格でも可能です。無資格でも稼いでる人はたくさんいます。資格は箔をつけるものであって、最重要ではない。という事を最初に言ってしまいます。笑 ですが資格や知識を生かせば営業トークにも深み、信頼感が出てくるのは確かです。
不動産系資格一覧
宅地建物取引士
実務重要度 ★★★★★
試験難易度 ★★★★☆
合格率 15%前後
言わずもがな、宅建です。不動産営業の資格といえばこれ!不動産免許を取得している会社であれば従業人の5人に1人は専任の取引主任者を置かないといけないという事で業法に定められています。退職してしまった場合には14日以内に新しい主任者を設置しなければなりません。
不動産会社の最重要ポストであり、出来るだけ有資格者を採用したい。という事は間違いありません。また重要事項の説明など、取引士しか行えない業務もいくつかある為、持ってて損はなしです。
特に契約の根幹となる民法については、不動産業以外の部分でも役に立つこと間違いなしなので、不動産資格、、少し頑張ってみよう!という人はぜひチャレンジしてみて下さい。取れない資格ではないです。
管理業務主任者
実務重要度 ★★★☆☆
試験難易度 ★★★☆☆
合格率 20%
管理業務主任者と聞いて、何をする人か、、というのをこたえられる人は少ないと思います。宅建は、不動産の仲介に関するエキスパートという立ち位置ですが、管理業務主任者は分譲マンション管理に関するエキスパートという事になります。不動産業とは別に管理業の免許を取得するときに有資格者を設置しなければ、なりません。これも管理している戸数などで人数が決められているので沢山いても損はない訳です。
試験内容で言えば、マンションの設備に関する事や建築基準法についても多少触れる事になりますので、一般的な営業マンは知らないような引き出しが増える事になります。
管理業もそうですが特に不動産の売買系の営業マンだと役に立つと思われます。
マンション管理士
実務重要度 ★★☆☆☆
試験難易度 ★★★★★
合格率 7%前後
めちゃくちゃ難しいのに、さほど重要な資格ではないというのがこの「マンション管理士」です。イメージでいうと、「分譲マンションの管理や権利関係に関して詳しい弁護士」という立ち位置ですね。管理業務主任者の勉強範囲をもう少し掘り下げた内容になっている為、ダブルで受験している人が多いという事です。
かと、いって、この資格は、宅建や管理業務主任者みたいに会社に必ず必要という訳でもなく弁護士みたいに独立が出来る訳でもないので、ま、、、中途半端な資格ですよね。確かに持っていればすご!ってなりますが。笑 持っていればすご!っていう知識を持っている人が少ないほどに認知度が低い資格でもあります。
ファイナンシャルプランナー
実務重要度 ★★★☆☆
試験難易度 ★★☆☆☆
合格率 3級 80% 2級 50%
一級となると話は変わってきますが、2-3級程度のFP資格であれば割と容易に取れる資格です。賃貸業ではあまり意味をなさないかもしれませんが、将来設計を相談できる相手として資格を持つことになります。これからの資金計画、税金関係など、特に売買に絡めて営業トークが出来るようになるので、信頼度がUPという事はありえるかもしれません。
賃貸管理経営士
実務重要度 ★★☆☆☆
試験難易度 ★★☆☆☆
合格率 50%
今回紹介する試験の中では歴史の浅い資格です。当初は90%近い合格率がありましたが、近年は50%前後で落ち着いているようです。どちらかというと家主さん向けの営業が出来る人になる。という感じです。空室対策であったり、マンションの管理の部分であったり、、という事です。
ただ、知識レベルとしては、必要にならない部分も多く、稼げる資格という感じではありません。それでもまだ目新しい資格なので注目度は高いです。
建築士
実務重要度 ★★★★☆
試験難易度 ★★★★★
合格率 2級 25% 1級 10%
宅建は不動産契約のエキスパートだとすれば、建築士は建物のエキスパートと言ってもいいと思います。ですが、実際営業という事で言うと、そこまで必要な知識ではありません。ですが、不動産営業の中には建物に関しては全くの無知。。という人も多いので、厚みのある営業が出来るようになるとは思います。ま、、建築士持ってるなら不動産営業しているのはもったいないですよね。笑
不動産鑑定士
実務重要度 ★★☆☆☆
試験難易度 ★★★★★
合格率 15%
不動産鑑定士も、実務という意味ではあまり必要のない資格です。ですが取得していると後光がさすレベルで尊敬のまなざしで見られるでしょう。(笑)
不動産の評価額を査定したりする仕事なので、重宝はします。ですが不動産の実売価格というのは、営業をしていればある程度感覚で分かってしまうものなので、あくまで評価額を出したい。というときに重宝するのが不動産鑑定士、という事になります。
内装業をやってた人は有利
番外編となりますが、内装業をやっていた、、という人は実は結構有利だったりします。お客さんとの内覧時には、部屋の不具合が修理箇所が目に付いたりするものです。それがどのレベルの修繕なのか、どれくらいが出来るのか、、という知識があるのは、営業トークの上では断然有利に働きます。
特に中古売買の時には、リフォーム価格を交えた具体的な話が出来るために、契約が進みやすいと言えると思います。
まとめ