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不動産屋は暇なときは何の仕事をしているの?

どんな仕事も忙しい時もあれば、暇な時もありますよね。不動産も漏れなく忙しい時とそうでないときの差が激しい職種の一つです。
営業の人って暇な時は何しているの~?
お客さんの接客をしてない時は基本的には急ぎの予定はないという事になるので、その時間はいろいろな雑務をしているんだ。

不動産営業の暇な時間は何をする時間?

不動産営業の最大の仕事というのは、お部屋探しをしている人に物件を紹介して内覧して、契約を結ぶ。という事です。売り上げを上げる行為は基本的にはこの仕事のみなので、できれば、ひっきりなしにこの仕事をしている方がいいですよね。

ですが、常にお客さんが来てくれるという訳でもありません。特に繁忙期と呼ばれる2.3.4月を除き、暇な期間というのもそれなりにあります。夏場なんかは、、割と暇な時間を多い傾向にありますよね。

空いた時間は来店させるための広告を充実させる時間

来店していなくて、暇なので、その暇な時間は来店させる為になにをしないといけないのか?という事になります。

ネット媒体を充実させる

今は、時代的にもネットからの集客は来店数の8割以上を占めているといっても過言ではありません。という事はネットからの集客が出来ないと不動産屋としては終わりなのです。

空いた時間があれば、掲載している物件の差し替え、写真撮りとこの作業は半永久的に終わらない作業ですので、ここに費やす時間は多いと思います。

物件の調査をする

物件の調査=不動産屋で略して物調なんて言ったりします(ぶっちょう)

マンションなんかは特にそうですが、管理会社が変わっていたり家主さんが変わっていたりすることがあり、いざお客さんが来て空室確認!というときに電話がつながらなかったりすると困る訳です。そんなときの為に、予め物件の情報が変わっていないかというのを現地調査するのが物調です。

特に新人さんなんかは、物件の内覧なんかもかねて、こうった仕事任せられることが多いです。

追客をするために物件を探す

売り上げにつながる仕事という事で大事なのが、一度すべったお客さんを再度来店するように促す追客行為です。電話やメールを入れて、再来店して下さい。という事を伝えるんですね、

ですが、、何もなしに「来店して下さい」だとお客さんも来にくい訳です。

なのでお客さんが気に入りそうな物件を探して「見てほしい物件があったんで、来て下さい~」という事になります。

そのために物件探しだったりをする事も仕事の一つと言えます。

営業マンは一人で自由な時間が多い?

営業マンの特徴として単独行動が多くなってくるというのはあります。

お客さんを接客している時はもちろん不可なのですが、写真撮りや物調の時なんかは基本的には一人です。

こういった時間はある程度の時間の制限はあるかもしれませんが、自分のペースで仕事を進める事は可能です。

スマホをいじったり、、お昼寝したり、、商店街巡りをしたり、、、って、僕じゃないんですから。。笑

この辺の力の抜き加減は新人さんではなかなか難しい所はありますが、営業という仕事の一つの旨味という部分ではあります。オスライオンじゃないですが、仕事で決める時だけ決めていれば、ある程度OKが通りやすいのも不動産屋の仕事です。

1日何人相手に営業出来るのか?

もし、ひっきりなしにお客さんが来るとして、一日当たり何人くらいの接客が可能なのか?という事なのですが現実的に考えると3人くらいが限界かと思います。

物件の紹介、内覧、クロージング。ここまでは少なくみても3時間はかかるからです。営業の美学としては同じ10万売り上げるなら少ない時間で売り上げろ、という事もありますが、物件の紹介や内覧をおざなりにして、お客さんとの話をしていないとクロージングの材料もありません。

時間をかけたくないお客さんもいるにはいますが、時間をかける方が色々を聞けて「やってくれてる感、頑張ってくれてる感」というのを与えやすい訳です。

上記のような時間配分を考えると現実的に一日にで接客対応できるのは3組という事になります。もちろん、来店人数がそれなりにあれば、、の話です。

30代のおじさん営業マンからすると、1組の紹介内覧クロージングをやって、その後に2組目のお客さんが来たら「今日は無理だ~」なんて適当な理由つけておい返す事もあります。それくらい一組の営業で3時間話し込むっていうのはしんどい訳です。いや、新人の頃は頑張ってましたよ。笑

まとめ

営業の仕事は流動性が高く、これをやっておけばいい。という作業もありません。常に考えながら数字を追っていくという事が最大の仕事と言える訳ですね。

ですが、そればかりでもずっとはしんどいので仕事をしながら、どこで息抜きできるか?という事を考えるのも大事かと思います。

自分のペースに合ったスタイルで、自分らしい営業が出来るようになると体力的にも精神的にも楽しく仕事が出来るようになると思います。

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岸根

TEIANの代表社員 執筆記事 2000件以上 宅地建物取引士 管理業務主任者 

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