全保連の滞納でブラックリスト入り?
全保連といえば、賃貸保証シェアNO1と言っても過言ではない保証会社ですが、家賃滞納状態になると代位弁済という手続きが取られて、家賃の立替をしてくれます。
結果から先に書くと、
全保連の滞納でブラックリストになる事はありません。ありえません。
全保連から訴訟を起こされても、全保連と契約内容でもめたとしても、信用情報とは全く関係ない話です。
これは、全保連の申込時に記入しているであろう、個人情報の同意書を見て貰えるとわかると思います。まぁ、、めっちゃ時が小さいので読んでる人はほとんどいないとは思うのですが、、。
簡単にいうと、全保連の審査は CIC(指定信用情報機関)の情報を使いますとか、登録します。とかいう文言は一切ありません。
こういった、文言が入ってない個人情報の同意書を使っているので実際はCICの情報を使っているとすれば、それは大問題な訳ですね。
LICCには履歴の登録がされるので要注意
全保連を滞納しても、他のクレジットカードや住宅ローンなどにへの影響がないという事はわかりましたが、LICCという保証会社の協会への登録はされてしまう事になります。
即ちどうゆうことかというと、
LICC会員の保証会社を次に使い場合はもれなく審査に影響がある、という事になります。
LICC会員一覧
全保連株式会社、アーク株式会社、アルファー株式会社、株式会社近畿保証サービス、興和アシスト株式会社、ジェイリース株式会社、賃貸保証サービス株式会社、ニッポンインシュア株式会社、ホームネット株式会社、ランドインシュア株式会社、株式会社オリコフォレントインシュア、株式会社レジデンシャルサービス、エルズサポート㈱
上記はLICCの会員なので、ここで審査を受ける場合は注意しましょう。
もちろん、LICC会員の保証会社を利用していて、滞納をした場合は全保連の審査に影響があります。
滞納3か月で強制退去
これは決まっている訳ではありません、一般的には合計3か月分の滞納で強制退去や明け渡し訴訟へと移行することが多いようです。毎月遅れていて、毎月ちゃんと全保連に返済出来ている人は対象ではなく、合計3か月という事です。契約関係の破綻を問えるのが3か月という認識になるようで、それ以外の要素で契約の破綻を問える事があれば、3か月と言わずに明け渡し訴訟を起こされるケースもあるようです。
滞納をしても代位弁済をさせない方法?
全保連は代位弁済の通知が入れば 3営業日で入金をします。これは保証会社の中ではかなり早い方です。ほとんどの保証会社は、一度借主に確認などをして、締め日や入金日を余裕をもって設定しているため、少し遅れたとしても、締め日までに入金すれば代位弁済となりません。
ですが、全保連は代位弁済の通知が基本的には家主への入金をします。家主からキャンセルの連絡が通知から3営業日以内にないと、代位弁済をします。
これは、もうとりあえず、代位弁済はしちゃって、借主からお金貰おう。という方針という事なのです。家主的には入金が早いので助かりますが借主的には手数料の発生があるので、もう少し待ってよ、、なんていう気にもなります。
ですが、この代位弁済、、、実は30日の免責期日が設定されています。
どうゆう事かというと家賃の滞納状態から30日までは面倒みますよ。ということなんですね。
家賃の支払いが前月の月末までという契約であれば 9月分の家賃は 8月31日までに支払う事になります。9/1でも未入金であれば、家賃滞納状態なので代位弁済の受付が始まる訳ですね。
9/1-9/30日の間にしないと、代位弁済は免責となり、保証会社は9月分については建て替えをしてくれなくなります。
事前交渉で代位弁済を遅らせる
全保連を利用している家主さんや管理会社はなるべく早めに月明けの5日くらいまでに入金がなければ、代位弁済を入れてる所をが多いかと思います。この代位弁済をいれるという事は借主の登録内容に傷がつくという事でもあるんですね。
なので、家賃が遅れそうな事が分かった時点で早めに「来月分が遅れてしまう、、〇〇日までには支払えるので保証会社の利用を辞めて欲しい」という交渉をしてみましょう。
いくら家賃が遅れてしまっているといっても代位弁済の通知をされなければ、保証会社的には家賃滞納の状態にならないワケです。
まとめ