事故物件や心理的瑕疵物件は、部屋探しにおいて、重要な項目の一つかもしれません。自分が契約する物件は該当するのか調べるにはどういった方法があるのでしょうか?
事故物件とは
事故物件、心理的瑕疵、告知義務、不動産用語としてよく出てくる言葉ですが、意味としてはかなり広い意味を持つことになります。一般的な事故物件というのは、なにしかしらの事件があったような物件を指しますが、告知義務、という事になるとそれだけではありません。
室内で死亡、自殺、またマンション内で殺人事件があった等々、内容は様々であります。
また、毎日のように事件が起きていてる昨今、厳密に言えば、事故物件、心理的瑕疵というのは思った以上に多いのかもしれません。
事故物件の探し方
あえて事故物件を探したいという人は少ないかもしれませんが、不動産屋として部屋探しをしていると、事故物件というものに出会います。大概は物件資料などに一文が入っており、案内前には告知するようになってます。なので、お客さんの方でも不動産屋に告知義務のある物件を探してみてもらえませんか?という事で部屋探しできるわけです。
ただ、気を付けなければいけなのは、こちらの記事にも書いているように事故物件だからといって、ベラボウに安くなっているという事はありません、よく安くなって2割程度の話です、なれた営業マンであれば、相場から1割下がっているような部屋であれば、何かしらあるかな?と疑問に思えるはずです。
また、今お客さん目線でも有力な情報の一つとして「大島てる」という事故物件の投稿サイトがあります。これも参考までに目を通すのはいいのですが、全てが本当の内容ではない為、あまり信じすぎるのも考え物です。誰でも投稿できるというのは少なくとも噂レベルの書き込みがあるということです。
事故物件、心理的瑕疵、告知義務を調べる
では、自分の契約するマンション、今住んでいるマンションが事故物件なのかどうか調べる方法はあるのでしょうか?
これに関していうと、なかなか真実を突き止めるのは難しいというのが答えです。
ケースとしてはとあるマンションで午前3時頃に飛び降りがあったことがあり、事件の処理もほぼ、1-2時間で終わることがあります。と、なるとほとんどすべての住人は寝ている事になるので、明るみに出ないまま終わっているという事もありえるわけです。
・大島てるを参考にする
・マンション名を検索してみる
この2つは有力な情報ですが、とことん調べたいという事であれば、やはり、住人に聞く、というのがいちばん手堅い方法かもしれません。
業界全体でみると、告知義務については敏感な所もあり、事件があったのに隠すという事はしないことが多いかと思います。あとあとの事を考えるとリスクが高すぎるからです。
線引きが曖昧な所もありますが、自分で情報収集できる所は、自分でやってみてもいいかもしれません。